昨日の続き

ダウン

知っていますか? 教育虐待という言葉

 

教育虐待とは、「あなたのため」という大義名分のもと、親が子どもに課す「行き過ぎた教育やしつけ」を指します。

 

バッシングを覚悟で書きますが、…

 

障害児の学校選びの時にも言えるのでは〟と感じた事例を次に紹介します。

 

Aさんは小・中学校の9年間を通常学級で過ごし、知的障害の程度も決して軽くはない、しかも、おとなしいタイプでした。

 

義務教育の期間は親の強い意向が優先され、通常学級にいることができましたが、高校を受験する学力はなかったので、特別支援学校高等部に入学しました。

 

入学してみるとAさん以外のクラスメートは皆、特別支援学校の出身者で、Aさんより障害は軽い子たちでした。

 

登下校や着替えなどの「身辺自立」はもちろんのこと、読み書きもある程度できるようになっていました。

 

さらに、「わからないから助けてください」とSOSを出す教育も受けてきたので、〝できないことは他人に頼る〟ことも知って高等部に入学してきていました。

 

ところが、通常学級に9年間いたAさんは、持ち物管理や片づけ、着替え、一人登校など特別支援教育を受けていればできていたであろうことも身についていませんでした。

 

また、受け身にしていれば誰かがすべてやってくれるという姿勢も付いてしまいました。

 

通常学級では教科書の内容を理解できるという前提で、国語、算数などの授業が行われます。

 

9年間、わからない授業をじっと座って受け続けていたAさんの苦痛は、どれほどのものだったでしょう。

 

自分から親や先生につらさを発信できないおとなしいタイプの子だからこそ、進級先で放置されないよう、大人は気をつけて見なくてはならないと思います。

 

最後に、これとても参考になります。

 

 

 

小学校選びの話はこれでおしまいです

 

ラジオ(ボイシー)では、まだまだ語り続けてますので聞いてねラブラブ

ダウン

 

 

連載は20時に更新してます。

 

その他、単発ブログも7時、12時にアップしてます。