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昨日の続き
個別の対応を受けるには
2016年4月に「障害者差別解消法」が施行され、学校は一人ひとりの困りごとに合わせた〝合理的配慮〟を行うことが義務化されました。
これにより通常学級に籍を置いて通級制度(東京都は特別支援教室)を利用する児童には、学校側が「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」を作成することになりました。
これらの指導・支援計画の作成にあたっては、保護者側の要望を反映してもらうために、担任の先生へ次のようなことを伝えておきましょう。
・成育歴
・保育園、幼稚園からの申し送り
・主治医や療育施設からのアドバイス(発達検査・心理検査の結果を渡す)
・苦手なこと、得意なこと
・理解しやすい指示の伝え方
・パニックを起こした時の対処法
・絶対に避けてほしいこと
・苦手な友だちと馬が合う友だちのタイプ
・他の保護者、またクラスメートへのカミングアウトの必要性
先生と円滑にコミュニケーションを取るためには、PTAの役員を引き受けるなど、学校へ頻繁に足を運ぶ機会を設けるのも一つの方法だと思います。
子どもが安心して学校生活を送るために、親御さんの努力と頑張りも必要ですね。