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将来の一人暮らしのため、息子を料理教室に通わせ、家でも食事を作らせています。

 

料理教室ではきちんと調味料も小さじ何杯とか水を入れるときも計量カップで作るので、味がバシッと決まり美味しいです。

 

でも、家に帰って作るとき、例えば塩を入れるときも料理教室では小さじ二分の一と測っていても、家では目分量でテキトーに入れています。

 

結果、余りおいしくありません。

 

その点、市販の合わせ調味料は便利です。

 

さて、息子が中学の支援級時代の頃の話です。

 

調理実習のメニューは、回鍋肉だったのですが

 

なんと、市販の合わせ調味料を使い、さらにパッケージ裏のレシピのコピーが配られました。

 

 

私は、授業であの有名などこでも見かける「クック○○」を使っていたことにびっくりしました。

 

でも、「ルールにこだわりのある自閉症児が多い特別支援学級なので、あえて市販の物を使ったのかもしれない」

 

「つくるのも簡単だから、将来自立して自分で料理することの練習になるのかも」とも思いました。

 

さて、発売元は、パッケージに親切に仕上がりの写真を美しく載せてくれています。タレは入っていても野菜は入っていません。

 

野菜の種類がパッケージ通りでないと、息子は「違う!」と言って怒ります。つまり、息子のためにつくる場合は「パッケージ通りにつくらなければならない」のです。

 

例えば、麻婆茄子をつくったときに、うっかりピーマンを入れ忘れてしまったことがありました。麻婆茄子に「必ずピーマンを入れなくてはならない」という決まりはないのですが、パッケージに示された写真にはピーマンが写っています。

 

ピーマンが入っていないことを許してはくれず、怒り狂いました。

 

私が「あなたはお殿さまだね」と皮肉で言ったら、比喩が通じないため「お殿さまじゃない、立石○○(自分の名前)」と言い、さらに怒りを買ってしまいました。

 

それからは、具材がパッケージ通りになるように気をつけています。自閉症児を育てるとき、便利なものが便利、また逆もありますね。