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書いてみた
現在 23歳になる息子は小学校1・2年の間は特別支援学校。3年生~中学3年生までは特別支援学級、高等部は特別支援学校高等部に行きました。
そのためか、よく支援級と支援学校の違いを聞かれます。
こんな感じです
支援学級よりも支援学校の方がクラスの定員、担任の数など手厚い人員配置になっている。
担任の先生になる人は教員免許の他に特別支援教育の専門免許を持っている
支援学校には障害のある子だけが在籍しているので、設備などの仕様が障害児向けになっている。
と言ったところでしょうか。
設備については例えば息子が通っていた支援学校は自閉症の子が圧倒的に多く、感覚過敏を持っている子もいるので、全ての蛍光灯にチカチカを抑えるフィルムが貼ってありました。
クールダウンする部屋も複数設けられていました。
知的障害が重度であれば支援学校、中、あるいは軽度であれば支援級となります。
そういう仕組みにはなっていますが、就学相談や就学時健診で行政側から「この子は支援学校に行った方がいい」「支援級に行った方がいい」とアドバイスされたとしても、親の意向が優先されます。
なので、実際は軽度の子が支援学校にいたり、トイレ、食事、着替えの自立が出来ていない子が支援級に在籍していたりすることもあります。
更に通常級に知的障害が重い子がいることもあります。
このように混とんとしている学校ですが、仕組みを前提に学校選びをするとよいと思います。
ただ、教育は人なりです。結局それをするのは人です。
支援学校で手厚くしてくれるだろうと思っても、その辺をいい加減にする先生もいるでしょう。「この子は出来ない」という思い込みで過保護にしすぎる先生もいるでしょう。
結局は担任次第なのです。
そう思って、入学先を選ぶ時、地域の支援学校や支援級を見学にいって「ああ、この先生がいるんだから支援級にしよう」と思っても、4月に入学したらその先生は支援学校に転勤していることもあります。
公立の学校は4~7年くらいの間に校長をはじめ、先生の入れ替えがあるからです。
以上です。
親は0歳から6歳までわが子を育ててきた専門家ですが、学校教育の専門家である人がアドバイスに耳を傾けることが大切です。
それぞれの学校の位置付けをしっかり把握して進級先を選ぶのが良いと思います。
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