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質問を頂きました

 

【ご質問】

 

【相談 我が子を可愛いとは思えない。母親失格ですか】

 

質問です。

 

我が子に障害があっても可愛い、自分はどんな事があっでもこの子のために長生きしなきゃと思う気持ちそれは絶対に誰しもあると思います。

 

でも、今の私(息子6歳)にその考えができるかと言ったら嘘になってしまいます。

 

どんなに努力しても頑張っても本当に心の底から自分の息子が可愛いと思えないことの方が多いです。

 

とにかく手がかかる、すぐ熱出す風引く、旅行に行っても興奮して寝てくれない、ストレスになる。

 

どうしたらそんな我が子を心から愛することができるようになりますか?

 

私は疲弊ばかりしてしまって前向きになれない、母親失格だとさえ思ってしまいます。

 

【立石より】

 

ブログにたまに載せていますが、私は今、森田療法の自助グループに熱心に参加しています。

 

そこで学んだことですが、「母親たるものはこうあるべき」という「べき思考」をまずなくすことです。

 

「手のかかりすぎる発達障害の我が子を可愛いと思えない」という感情は自然現象です。

 

定型発達と発達障害の兄弟を育てている親御さんの中にも「障害のある子を可愛いと思えない、定型の子の方が可愛いと感じる」という人もいます。

 

疲労の源になる我が子を可愛いと思えないという感情に蓋をしたり、責めたりしてはなりません。

 

我が子を愛するようになれる方法、前向きになる方法なんてないと思います。

 

目の前にある子育てをこなすことで、愛情が生まれることもあれば生まれないこともある。

 

それでよいのではないでしょうか。

 

発達障害の子を育てる奴隷のような毎日は現実問題、毎日繰り返されます。

 

それに耐えているだけで十分なのです。

 

これ以上自分を責めてはなりません。自分を責めると言うことは、自分の感情を押さえつける行為で、精神疾患につながっていきます。

 

例えば別の例でお話ししましょう。

 

友達の結婚式に招かれたとき、自分には恋人もおらず結婚なんかずっとできそうもない、なので心から祝福することができない、挙句の果て「離婚すればいいのに」くらいの感情が沸き起こってきたとします。

 

この感情は自然に起こること、だから、仕方がないのです。急な大雨のようなお天気と同じです。

 

自分の力ではどうにもコントロールはできないのです。

 

「こんな風に思ってしまう私はなんとひどい性格だ」とまで発展させてはいけないのです。

 

「祝福する気になんてなれない」という自分の本当の感情を責めないでください。純な心をあるがまま受け止めるのです。

 

さて

 

私は子育てはもう終わりましたが、そんなことを別の課題で自助グループで学んでます。

 

参考になれば幸いです