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【抜粋】
正確な理解がなければ、差別や偏見はいつまでも残る
小学校は「通常学級」「特別支援学級」、また「特別支援学校」に分かれています。
私の息子は知的障害を伴う自閉症なのですが、小学校のとき、特別支援学級に在籍していました。
休み時間になると「通常級の子と一緒に運動場で遊ぶ」と言うことがありました。
また、特別支援学校が併設されていない中学校が家の近所にあったのですが、「僕は障害者だから、この中学ではなく、別の中学に行く」とも言っていました。
それは自分を卑下しているわけではなく、事実がそうなのですから、このように言っているだけだと思います。
ひとり親家庭に育っている子どもへの配慮から「母の日」「父の日」を廃止しても、
子どもは自分の家がシングル家庭であることは分かっているのです。
発達障害の一つである「自閉症」は現在も使われている言葉ですが、
今は「自閉症スペクトラム」とも言うようになりました。
「アスペルガー症候群」とか「広汎性発達障害」という言葉は使われなくなっています。
「自閉症」は、ネガティブな暗いイメージの言葉です。「自閉→自分の心を閉ざしている→うつみたいなもの」と誤解している人もいます。
「殻に閉じこもっているの?」
「うつ病みたいなもの?」
「治療すれば治るんでしょ?」
「もっと愛情をたっぷりかけて育てたら?」
と間違ったアドバイスをする人も出てきます。
時代とともに発達障害への理解が進んできているのに、
「自閉症」という言葉が残っているのは矛盾している気がします。
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