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高校は義務教育ではない。

 

だから、どんなに障害が重くても、中学が終わりに差し掛かったとき、高等部の形ばかりの受験がある。

 

でも、本気で頑張らなくてはならない高等部もある。

 

都立永福学園がそれだった。

 

見学に行ったら、ごく軽い人達ばかりの…言葉が悪いが障害者のエリートが行く学校だった。

 

学校のスローガンに「100パーセント、企業就労を目指す」と書いてあった。

 

企業就労に向けて慣れさせるためなのか、出席は取らず、教室の入り口にタイムカードが置いてあった。

 

それを見て、私は「ああ、この学校は息子には無理だな」と思った。

 

だから受験なんかしなかった。

 

そして、誰でも入れる都立青鳥特別支援学校高等部に入学をした。

 

でも、ここも形ばかりの受験があった。(何度も言うが、誰でも入れる)

もちろん合格だった。

 

息子に「合格おめでとう。都立青鳥特別支援学校高等部の入学許可が出たよ」と伝えた。

 

嬉しそうだった。

さて

 

定型発達の子で私立の小学校を受験して、落ちて地元の公立小学校へ行く子に対して…

 

「不合格だったから、公立に行くことになったよ」の伝え方をしていた保護者がいた。

 

どうしてかというと…

 

子どもは6年間「ここに行きたくなかったのに…ここは良くない小学校」と思ってしまうからだ。

 

「私立○○小学校は残念だったけど、○○小学校の入学許可が出たよ。良かったね」と伝えてあげてほしいと思う。