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今日の夜、BS NHK放送みたいです
児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務してきた宮口幸治さんの著書
『ケーキの切れない非行少年たち』初のドキュメンタリードラマが
2023年6月20日(火)よる8:00~9:39 [BS1]に放送されます。
【抜粋】
実は、医学部時代、小児科医と精神科医で進む道を迷いました。
子どもの発達を専門にしたい気持ちが強かったのですが、
その人の長い人生を考えたときに「生まれてから亡くなられるまで」関わりたいと思い、
それが叶うであろう精神科医を選びました。
精神科病院ではさまざまな人を診てきましたが、病院を訪れる人は周りに支援者がいるのですよね。
保護者や先生に「この子ども(大人)には、支援が必要」だと気づいてもらい、
病院などの支援機関とつながることができる。
一方で、支援が必要なのに周りに気づかれない子ども(大人)もいる。
後者のような子どもたちのために自分に何ができるのかを考え、司法分野(矯正教育分野)に移り、
医療少年院や女子少年院で法務技官を務めました。
例えば発達障害は、以前よりも認知が進み
まだまだ具体的な支援の面で課題はあるものの、学校で合理的配慮を受けやすくなっているように思います。
しかし、境界知能にあたる子どもたちは、支援が必要なのにそもそも気づかれていない現状があります。
そのような子どもたちが一番困っていることは何か…。
私は、「勉強についていけない」ことだと思います。
19歳以下の自殺の原因・動機でも学業不振や入試や進路の悩みが上位となっています。
学校は、勉強するために通っていて時間割もびっしりですよね。
授業の内容が分からない、周りについていけない、テストができない…そんな日々が続くのはとてもつらいことです。
本人にもプライドがあるので、素直に助けを求められないことも多いでしょう。
そうして困りが募り、中には非行に走ってしまう子どももいるのです。
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