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原稿を頼まれたので下書きを載せときます

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小学校入学の際、支援級や支援学校を選択してしまうと、中学から通常級に行くことはむずかしく、中学も支援級

 

そして、高校には支援級は存在しないので、特別支援学校高等部に進むしかなく、最終学歴は中卒になってしまうと嘆いている人がいます。

 

そして、将来のことを考えて、無理やりでも通常級に進級させたいと考える親御さんもいます。

 

特別支援学校高等部は中卒扱いになるので、就職するときに不利だと毛嫌いする人がいますが、果たしてそうでしょうか。

 

また、こんな風に言われたこともあります。

 

「特別支援学校高等部に行くと受験できず大学にも行けず、いい会社に就職できないのを知っているのか!」

 

「馬鹿だな!何もわかっちゃいない!自立はできても特別級からの就職は悲惨だよ。並みの給料は貰えない。だから可能性あるなら少しでも通常級に賭けたいと思う気持ちもわかる。」

 

特別支援学校高等部卒業の学歴は「高卒」でも「中卒」でもなく、「特別支援学校高等部卒」、履歴書にはそう書けばよいうのです。

 

仮に大学に進みたい場合は高卒と同等扱いなるので、受験の資格はあります。

 

■卒業後の進路

 

特別支援学校高等部の卒業後の進路は

 

①生活介護・・・常に支援が必要な人に対して社会生活能力を向上するための場

 

②就労継続支援B型・・・一般就労が困難な人が働く作業所。工賃として支給される。

 

③就労継続支援A型・・・事業所から雇用される。最低賃金が保証される。

 

④就労移行支援・・・一般就労を目指す就労訓練の場。2年間限定

 

⑤一般就労・・・法定雇用率による障害者枠で就労

 

息子は特別支援学校高等部を卒業した後は障害者雇用枠での就労を希望せず、就労移行支援事業所に進みました。

 

どうしてかというと、普通の人でも高校を卒業して就職する人もいますが、障害がある子がいきなり社会に出るのは厳しいのではないか

 

大学や専門学校のような意味合いで職業訓練をしっかりしてくれる就労移行支援事業所に行くのが良いのではないかと考えたからです。

 

※就労移行支援事業所は療育手帳がなくても、受給者証を取って通うことが可能です。

 

息子はホープ神田という就労移行支援事業所3年間通いました。(コロナの関係で就職活動ができない時期がありましたので通常2年限定のものですが、3年間が認められました)

 

 

■継続支援が得られる

 

就労移行支援事業所を出て就職すると、職場へそこの職員の月1回の訪問があり、就労定着支援のため3年間来てくれます。

 

特別支援学校高等部を卒業後すぐに就職した場合、もちろん、学校の先生は職場へ出向き一定期間はフォローはしてくれます。

 

でも、支援学校高等部の先生方は現在抱えている来年度新卒を迎える3年生の就職活動の支援でていいっぱいなのが現状です。

 

卒業生の就労定着支援に関わっている時間はありません。

 

もちろん、通常学級で貫き通して普通高校へ進みもちろんうまく行く子もいると思いますが

 

支援学校高等部に進級したり、そこを卒業後も就労支援移行事業所に通い

 

3年間、就労定着支援を受けるもの良い選択だと思います。

 

ある企業の人が言っていたことなのですが…

 

自己肯定感が低く、自分自身の障害受容が出来ておらず、知ったかぶりをして、質問することを恥ずかしいと思い

 

注意を受けるとプライドが邪魔して素直に聞けない人は実に扱いにくいと

 

自身の苦手をわかっていて「僕はこれが出来ないので助けてください」と言えることが大切です。

 

こういうことを身に着けられる進路はどこか、よく考えて学校選びをスタートとさせたらよいと思います。

 

ただし、自治体にもよりますが特別支援学校高等部への入学するためには療育手帳が必須の学校もありますが

 

障害者雇用枠での就労をめざすため、入学時持っていなくても入学後、取得できるよう動いてくれる学校もあります。

 

お住いの地域の学校の情報を集めてみてくださいね

 

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