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特別支援学校高等部2年生の頃の話
1年半後の進路選択に向けて、企業実習が始まった。
私にとっても、何もかも初めての経験だった。
学校の手厚さ(悪い言葉を使うと“過保護”なのかもしれないが…)に驚きの連続だった。
書類をこんなにそろえてくれる
実習後の企業へのお礼状の文例まで配られた!
■手順
実習期間は1週間
手順としてはこんな感じ
実習前に企業の人事担当者との面談がある。面談日は進路担当の教員、担任が面談に同席してくれる
通勤練習がある
実習初日は担任が息子を同行し、企業に再び「当校の生徒の立石を本日から宜しくお願いします」と挨拶にいく
実習期間中、担任が企業に行き「ちゃんと仕事をしているか」巡回する
最終日、反省会。実習の振り返りに保護者、教員も同席する
(基本、親が同席しなくてはならないのはこれのみ)
車内が混んでいるときは、リュックを前に持つべし
特別支援教育を受けるということは、学校側がこれだけサポートしてくれるメリットがある。
知的障害があるのに「何が何でも通常学級」とこだわる親御さん達
療育手帳を取ることに対して「障害者のレッテルが貼られるのは嫌だ」と見栄
プライドに凝り固まっている親御さん達へ
長い人生でサポートが必要な子ども、よく考えてみよう。
子どもの状態を無視して、親の希望をごり押ししないようにしましょう。
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