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息子は知的障害があるので、学校時代は特別支援学校、特別支援学級の両方を経験しました。
・小学校1・2年生 特別支援学校
・小学3~6年生 特別支援学級
・中学 特別支援学級
・高等部 特別支援学校
■発達が気になる子どもが、通常学級に在籍した場合
息子が生まれる前の1995年、特別支援学校教員免許取得のため実習生として
特別支援学校入っていました。
その後、起業し20年間、学習塾を経営していました。
私自身も小学生のクラス(小学1年生~3年生)を担当し
算数と国語を教えていました。
世の中にある学習塾の中には受験を目的としているところもありますが、
私がやっていた学習塾は基礎学力をつけることを目的としていて、
同時に定型発達児であっても学校の授業のスピードが速すぎて
ついて行けない子を指導する補習塾的なものでした。
実際、入会希望の保護者から「学校の担任の先生から、『全く勉強についていけていないので、
塾にでも通って学力をつけてほしい』と個人面談で言われたので入会をしたい」
というご家庭もありました。
この話を聞いて「学校の先生、無責任すぎる!」と感じるかもしれませんが
実際学校の先生は、学年末までに教科書を最後まで終えなくてはなりません。
「クラスの子全員に理解させるために、教科書は3分の2の範囲までしか進んでいません」
ということは許されないのです。
確かに熱意がある先生などは、早朝や放課後などに、
理解していない生徒を集めて補習することもあるかもしれません。
けれども、教員が激務です。
放課後に宿題の採点をしたり、教材の制作をしたり、不登校の子を訪問したり、
手が回らない実態もあります。ですから、これができる先生ばかりではありません。
■知的遅れがある子を通常級に通わせるときに抑えておきたいこと
知的遅れがない場合、現在の制度では通常級に通うことになります。
学力以外のコミュニケーション力や椅子に座っていられない等、
課題がある場合は特別支援教室や通級を利用することもあります。
けれども知的遅れがある場合は次のことを頭に入れておいた方がよいと感じています
通常学級での学習
・通常学級は定型発達の子どもが学ぶことを前提にカリキュラムが組まれている。
・学年相当の学習を理解できることを前提に教科書は作られていて、授業が進んでいく。
例えば、小学2年生の算数でならうかさの問題です。
定型発達児の中のも「○○mlは何リットルですか」の換算問題が登場すると
お手上げ状態になる子どもが多くいて、この問題を出されると嫌がっていました。
これが理解できる能力があるかどうかが、障害のある子を通常級に通わせることが出来るかを
判断するポイントだと思います。
■特別支援教育の教材
これらは息子が使っていた教材です。
息子の知能で理解できる課題を個別に用意してもらい、きめ細かな指導を受けることができました。
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