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昔、独り身だったころ、友達の結婚式に行って、祝福できなかった。
不妊治療でつらかった頃、友達の出産を祝福できなかった。
挙句の果てに「離婚すればいいのに」とか「流れればいいのに」とか悪魔の声が私に囁いた。
そして、そう思う自分を「なんてひどい人間なんだ」と責め、ますます自己嫌悪に陥った。
そういう人、こうやって言葉には出さないけれど、いると思う。
自分が不幸だと思っているとき、人の幸せを祝福できないのは人間の自然の感情だと思う。
だから、それを否定してはならない。
湧き上がってくる感情はそのままほっておけばいい。
やってはいけないことは
「人の幸せを喜べない私はダメ人間だ」とか
「友達の結婚や出産を祝福してあげるのが、まっとうな人間のあるべき姿」の
「○○するべき」のべき思考を自分に押し付けること、これはしてはならない。
完璧主義の人
全か無か思考の人
０点か１００点か思考の人
が陥りやすい。
喜べない自分の感情をあるがまま受け入れるだけでよいのだ。それ以降の上記は不必要だ。
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