特別支援学校高等部の時代の話、息子の卒業後の進路を探すため、様々な就労移行支援事業所を見学した
就労移行支援事業所とは
ホームページで魅力的な写真を載せていても、実際見に行ったらダメダメのところがたくさんあった。(←あくまでも私の感想だが)
就労移行支援事業所は企業に就職するための職業訓練の場
ある事業所を見学したときのこと、その事業所はB型作業所と就労移行支援事業所を併設しているところだったんだけど
B型作業所の利用者さんたちは、箱折りをしていた。
就労移行支援事業所の利用者さんたちも全く同じ箱折りをしていた。
職員の人に「違いは何ですか」と質問したら
企業就労を目指す就労移行は、体力をつけるため立って箱折りをしています。
B型作業所は座って箱折りをしています。
だと
私は息子をそこに行かせたくはないと思った
■なぜ、そうなる
どうしてこうなるのか、ふと考えてみた。
もちろん、全部、そうではないけれども…
グループホーム、生活介護、B型、就労移行など複数のものを運営している大きな社会福祉法人だと
就労移行支援事業所で企業就労者を出すという成績を上げなくても、ほかの部署で利益を上げられる。
(就労移行支援事業所に国から支払われる補助金は前年度、何人、就労させたかにより変わってくる)
それに対して、就労移行支援事業所を単体でやっているところは、そこで成績を上げるしかない。
だから、様々な工夫をして事業所として努力している。
■学校と似ている
私は6年前まで学習塾の経営者だったんだけど、塾に要求されることは教育成果を上げること
(エンピツらんど、今は会社奪われ無関係の会社です)
だから、ダメダメなはずれ先生は辞めてもらっていた。
それに対して、小学校の先生は犯罪をしない限り首にならない
勤務中に飲酒をした学校の先生がいたのだが、首になることはなく、そのことは伏せられてほかの公立小学校に回されていた。
これと就労移行を比べるのも飛躍しすぎてるかもしれないけれど、大規模であったり、様々な部署があったりする事業所だと、ちょっとそれにあぐらをかいてる気がする。
就労移行で就労できない人はB型に回せばいい的な感じ。
それで十分、事業所としては存続できるからね
ともかく見学してみることが一番だと思います
息子はここに行きました
質問があればコメント欄でお寄せ下さいブログ内でお答えさせていただきます
紹介動画 見てね
全文字、立石の指導動画付きです