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【質問】
私が住む区では生活介護事業所か就労移行支援かどちらかしか選べません。
軽度知的でも就労移行支援は一人通所ができる人のみと言われます。
求められるものが違うと言われてしまいますから、と笑いながら言われてしまいました。
就労移行支援というのは仕事の訓練の場かと思っていましたが、入る事がとても難しい場所なのでしょうか?
【立石より】
就労移行支援事業所は障害者雇用枠での企業の一般就労を目指す期間限定(2年)の通所施設です。
そこで企業就労のための履歴書の書き方や職能スキル、ビジネスマナーを学びます。
(訓練内容は事業所により異なりますが)
その中に一人で通勤という項目は入らないと思います。
一人通所出来ないお子さんが2年後に公共交通機関を使って自分で切符を買って、通勤できるとは考えられないからです。
実際に就労移行支援事業所の職員が自宅から事業所までの通勤に付き添って練習するのは不可能だと思います。
ですから、一人で通所出来ないお子さんは対象外になると思います。(私も特別支援学校高等部時代、言われました)
(就労移行支援事業所もその年度、何人企業就労させたかで事業所に支払われる補助金が変わってきます。)
さて、入るのが難しいということはありません。
2年でそこにいる子は卒業していきますから、生活介護やB型作業所と違って、流動性があります。ですから空きがあります。
また、住民票のある区内の就労移行支援事業所でなければならないわけではありません。
私たち親子も世田谷区に住んでいますが、千代田区の就労移行支援事業所に通っていました。
こちら
区内の就労移行支援事業所を見学しましたが、息子にあっているところがなかったからです。
東京都に住んでいる人が横浜の事業所に通うのももちろんOKです。逆もありきです。
息子が通っていたホープ神田という就労移行支援事業所も埼玉、千葉、横浜から通所している人もたくさんいました。
放課後等デイサービスのように、どこを利用しても自由なのです。
ですから入るのが難しいということはありませんよ。
ただ特別支援学校高等部時代に就労支援事業所で実習をするのが必須だと思います。
息子は高等部3年生のとき、春に5日間、秋に5日間、合計10日間実習しました。
そこでその子が対象者となる障害程度なのかは判断されます。
実習はB型作業所を利用する子も同様にこれを求められました。どんな子がわからずに受け入れることはできませんからね。
質問、相談があれば私でよろしければブログ内でお答えしますので書いてくださいね
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できるだけ早めに書きますね
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