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【相談内容】
療育の泥沼にハマってしまってる5歳の親です。
社会性を身につけて少しでも幸せになって欲しい。
そういう思いで毎日療育に頑張って連れていってるけど、本人はストレスを感じやすいし、うまくいかないことをできるように目標にするからやればやるほど失敗経験が増える。
そのうち本人は取り組むこと自体が嫌になってきています。
できたね!を積み重ねで成功体験を増やしてあげたいなんて思うことさえ親のエゴなのかと悩んでいます。
我が子がストレスを感じないのは誰からも何もやらされない時になってしまっていますが脱出方法がわかりません。
アドバイス頂きたいです。
【立石より】
社会性がないこと、コミュニケーション能力がないことで、お子さんがこれからの長い人生を送って行く上で様々な壁にぶつかることは事実だと思います。
それで、療育に通わせて何とかこれらをつけてほしいと願うのが親心ですね。
でも、苦手なこと、出来ないことを克服させようとする療育は子どもを潰します。
社会性、コミュニケーション能力はないながらも、どうやって人と関わればいいのか、その方法をわかりやすく教えてくれる療育の施設だったらOKだと思います。
でも、質問者さんがおっしゃっているように失敗体験を繰り返させるだけの療育施設はダメ施設だと思います。
失敗体験を繰り返すことで苦手の克服が出来ると勘違いしてるからです。
失敗体験を繰り返すと自信を失くし、自己肯定感は潰され自己否定する子になります。療育に通ったことで二次障害になってしまったら元も子もありません。
失敗体験は10パーセント、あと90パーセントは得意を伸ばしてくれることによる成功体験を積ませてくれる療育施設に代わった方がよいと思います。
熱心な無理解者がウヨウヨいる施設ではないでしょうか。
質問者さん自身も療育の鬼となり、熱心な無理解者にならないようにしてくださいね。
【熱心な無理解者とは】
・「障害というハンディがあるのだから、今、辛くても頑張らせることが本人の将来のため、それが愛情だ」と思っている。
・こだわりはわがままの一種なのだから、応じてはならないと思っているところがある。
・努力すれば必ずできるようになると信じて疑わないところがある。
・苦手を克服させようと必死に努力させ、何でも一人でやらせようと試みる。
・「どうやったらこの子は○○ができるようになるのだろうか」とできないことばかりにスポットを当てがち。
・偏食を徹底して直そうとする。
・本人にとって難しいことであったとしても、みんなと同じことができるようにさせようとする。
・本人の意図を考えずに才能を開花させようと躍起になりがち。
・「やればできる」と過度な期待を抱きがち。
・「障害にともなう困難の改善」ではなく、「障害そのものの克服」を目的にしているところがある。
こちらの記事に以前詳しく書いてます。
また、20時に寄ってね
質問、相談があれば私でよろしければブログ内でお答えしますので書いてくださいね
コメント欄内での返信ではなく皆さんも共通のことでお悩みだと思いますので、ブログでお答えします
直ぐにお答えできないこともありますが
できるだけ早めに書きますね
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