20時じゃないけどあせる

 

灯台でコラム公開されてますので載せました。

 

 

学校選び、取り合えず通常学級にいれて、いよいよついていけなくなったらの選択?

 

秋は就学時健診の時期です。小学校へ入学するための健康診断です。

 

発達に課題があると思われるお子さんについては、通常級ではなく、支援級や支援学校を薦められることもあります。

 

こんなとき「保育園の友達は同じ地元の公立学校の通常級に行くのに、我が子だけは支援級や支援学校に隔離しろなんて酷い!」と怒り狂う親御さんもいます。

 

今は行政の専門家の意見があっても、親の意向が優先されます。どんなに知的遅れが重度であっても親御さんが「何が何でも通常級」と言えば、それが通ります。

 

親御さんの中には「通常級で定型発達児から刺激を受けて伸びるかもしれない。

 

取り合えず、通常学級に入れて、いよいよ付いていけなくなったら支援級や支援学校に移してもらえばいい」と考える人もいます。

 

けれども、子どもにとっての一年間はこれからの人生にとって大切な期間です。

 

通常級はよい刺激もあるかもしれませんが、虐められたり、自信を失くしたりすることもあります。

 

 

■息子の場合

 

息子は、小学校入学前、ある程度の知的障害があること、着替えなどの身辺自立がまだ出来ていなかったこともあり、特別支援学校への進学を選択しました。

 

知的障害があるのに小学校、中学校を通常学級のカリキュラムの中で過ごしてしまうと、出来るようになるであろうことも身につかない恐れがあると考えたからです。

 

息子の障害の程度を考えたとき、教員数と担当児童数の割合にも不安がありました。

 

特別支援学校に入学してみると息子のクラスは教員2名に対し児童5名でした。

 

直ぐに個人面談があり、個別の教育支援計画と個別の指導計画が作成されることになりました。

 

私から「靴ひもを結ぶ練習をさせたいので、蝶結びをマスターさせたい」と伝えると、個別の指導計画の中に“紐結びを習得させる”と記載されました。

 

担任の先生は息子のために教材を作り、毎日個別学習の時間で練習させてくれ、2週間でできるようになりました。

 

ところが、小学2年生のとき、東京都の指導主事の巡回があり「そろそろ特別支援学級に転校させてもいいのではないか」と言われの近くの公立小学校の特別支援学級に3年から転校しました。

 

「一度、支援級に入れてしまったら二度と通常級には戻れない」という噂も聞きます。でも、それは支援級に入れたことが原因ではなく、子どもにとって通常級が適切ではないということではないでしょうか。

 

息子のように特別支援学校に入学をしても、発達の様子に合わせて、途中から特別支援学級のある小学校に転校することもあります。

 

我が子の状態や教員数、支援内容の情報を集めて、子どもに合った環境を選択をするのが良いと思います。

 

親は我が子のことを知っている専門家ですが、行政の専門家や学校の先生は現場をよく知っている学校教育の専門家です。

 

耳を傾けることも必要だと私は思っています。

 

また、20時に寄ってください飛び出すハート

小学校の話だよ🏫

 

このドリル飛び出すハート

 

ひらがなが書けなくて苦労している子のきっとお役に立てると思いますニコニコ

 

紹介動画 見てねラブラブ

 

 

全文字、立石の指導動画付きです笑