ボイシーも聞いてね
昨日の続き
これは、私が学習塾を経営していた頃、ある保護者から受けた相談です。
(エンピツランドは奪われてしまいました。今、私とは無関係です)
「幸せな人生を歩んでほしい」と願って、わが子に「幸子」と命名した田中さん
子どもが持ち帰ったテストを見ると、名前の欄に書かれた「田中幸子」の「幸子」に大きくバツがされていました。
母親が担任に抗議したところ、「“幸”の漢字はまだ国語の教科書に出てきていないので、書いてはいけません」「落とし物をしたとき、手元に戻ってきませんよ」と言われてしまったのです。
わが子に心を込めてつけた名前にバツをされ、母親は悲しい思いをしたそうです。
この先生の言い分としては、名前の漢字を書くときは、「たなかさちこ」→「た中さちこ」→「田中さちこ」→「田中さち子」→「田中幸子」と、教科書に出てきた順に従って名前の漢字を使わなければバツをつける、ということなのでしょう。
名前だけでなく、「学校」という表記も「がっこう」→「学こう」→「学校」と表記するように教える先生もいます。
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