昨日の続きだよ
ちょっと話は飛躍しすぎているかもしれないけれど
■子どもに根付く価値観
津久井やまゆり園事件「障害者は社会のお荷物、不幸を生む存在、生きていても仕方がない」と考えた加害者により19人が殺害された。
犯人は特異な思想を持つサイコパスだとも言える。
でも、似たような優生思考的考えを持っている人はたくさんいる。
足を引っ張る者を排除する姿勢を大人が見せていると、“生産性の低い人間を蹴落としてでも成果を上げることが大事”という価値観が子どもにも沁み付いてしまう気がしてならない。
“クラスの出来栄えが一番” “わが子が一番”と思う心はわかるが「知的にも運動能力も劣るから“あなたは必要ない”」と考えるような人間を作ってはならない。
なぜなら、これから先、自分だって事故や病気になって弱者になる可能性もあるんだから・
弱者を見下す思考がついていると、自身に対してその事実を受け止めることができず、「自分は価値のない人間、生きていても仕方がない人間」と自分を貶めるようになってしまうと思う