昨日の続き

 

 

 

東京都労働局が主催する“就労支援セミナー”に行った時のこと

 

会場にいたある母親が(←過保護ではない、障害がある子のために親がいろいろ情報を集める行為)

 

「今日は息子のために説明会に来ました。息子は幼い頃から電車は大好きで電車の運転手になることが夢でした。

 

電車の音を聞いて車両を当てられますし、型番も詳しいです。今日は息子に夢を持たせるために、何かお土産になる話を聞きたくて、やってきました

 

JR東日本に採用されたら、電車の運転手になれるんでしょうか」

 

すると、人事の人の冷たい突き放すような一言

 

「仮にJR東日本に採用されたとしても、働く場所は駅員の制服の管理をする部門です」と

 

JRに就職できたとしても、障害者は運転手には絶対なれないみたい

 

駅員や運転手の制服の洗濯をしたり、畳んだり、仕分けしたりする仕事だ。運転手になれないまま、運転手の制服を洗う仕事で子どもは満足するだろうか

 

そう感じた会場にいた母親が

 

「息子が電車に直接、関われる仕事はないんですか?」と質問した

 

すると、人事の人は「制服管理も間接的に”電車を動かす仕事”に関わっていることになります」と言った。

 

質問した保護者は納得していない様子で「はい、わかりました」と言った

 

言い、静かに座った

 

連載の続きは明日20時にね