つづきます。
【東富士五湖 戦線】
東富士五湖道路を並走する感じになり山中湖方面にむかいます。下りは苦手なので、平坦に戻れば少しは前との差が縮まるかと思いましたが、差はあまり変わりません。
15km過ぎて給水所があるので水を取って1口飲んで残りは体にかけます。
ここの東富士五湖道路の区間は1.5kmほど行って折り返すコース。上位は単独走ばかり。すれ違いざまゼッケンを確認します。しばらくして、後輩くんのいる集団が対向車線を走ってきます。
折り返しまでは100mないくらいのところなので、差は200m近くついてしまったかも。結構、差がついたなぁと思いながら走ります。集団は、後輩くんのいるグループだけで、あとはまばら。そのグループに、自分と同じ年代と思われる人が2人。
うーむ。
やはり、下りで無理してでも後輩くんについていくべきだったか。
あの集団にいれば、年代別優勝も視野に入っていたので、そこが悔やまれます。
この日、道マラに出場する
さりチョゲにも言ったけど
欲を出しすぎると何も得られないかもしれないが、手を伸ばせば届くのであれば、欲を出しても良いのではないか。
結果論ですが、後輩くんのいる集団にいれば、そのチャンスはあったわけで、そういう判断で獲れる人とそうでない人が分かれる気がする。そう考えながら走ってました。
順位は気にしないと言いながら、めちゃ気にしてるやん俺w
ちなみに年代別で優勝すると、富士山の近くにある有名ホテルの宿泊券ペアセットがもらえますw
榛名湖よりも全然良いw
【店じまいモード】
折り返してからは後続との差を確認。後続はかなり差がついているので、おそらく抜かれることはないであろう。
前との差も結構離れているので、今日はこのポジションで店じまいですかね。あとは流して走っておしまいかな。
気温はどんどん上がっている感じで直射日光が痛いけど、無理をしなければ、気持ち悪くなったり、大幅なペースダウンにはならないので、年代別入賞は固そう。
とにかく、奥武蔵の時の状態は避けられれば良いかなと。
その後、hiroさんとスライド、再び吉田登山口の上りに入る手前で、ひろりんともスライド。結構、速いポジションですなぁ。その直後にtakeshiさんが続く。
【再び吉田登山口へ】
平坦でも差がついてしまったので、一定のペースで淡々と走ります。吉田登山口から北麓公園に向かう交差点まではおそらく1kmちょいの距離。なので、7分くらい走ってれば終わるので、ひたすら地面を眺めながら、足を淡々と前にだします。
すると、前の集団からこぼれてきたのか、2人の選手を並ぶ間も無く抜き去ります。暑いし、何気に17kmくらい走っていると、そろそろ足も上がらなくなってくるよねー。
上りに入って5分くらい経ったかな?と思ったところで、白い幟とバッカスさんが遠目にわかる。いやぁ、ありがたいですね。あそこまで行けば本日の上りは終了だし、あとは平坦と下りだけなので、結構楽ができます。
顔を上げてバッカスさんの姿を目標に少しペースを上げます。その後、2人くらいかわして北麓公園に向かって右折。
バッカスさんからは
後輩くんがすぐ前にいるよ!
後輩くんをやっつけて!(笑)
と激励を受けますが
いやいや。
もう、かなり差がついているから追いつかないっしょw
と苦笑いしながら走ります。
【後輩くんに追いついた】
北麓公園までは、ここからは1.5kmくらい。微妙なアップダウンはあるけど、ほぼ平坦。給水所があるので、ここでも水を1口飲んで首筋にかけます。
すると、ここで急に体がふわっと軽くなって、スピードが上がります。水をかけた影響なのか、上りが終わって平坦に変わったからなのかは、よくわからないですけど、足取りは軽くなりました。あとで見たら、実際はそんなに早くなってないw
そんな感じで走っていると、青のTシャツ、帽子をかぶっている軽量級の選手が。
後輩くんである!
後輩くんは少々疲れているのか、ピッチが落ちていて上に飛び跳ねるような走りになっているので
あ、これ追いつけるな
と思い、差を一気に詰めます。
20m差くらいまで来たところで考えます。
ここで俺が追いついて前に出たら絶対ついてくるよな?そしたら、多分、競り合う展開になるよな。
うーん、そうなると疲れるから嫌だな。
このままの差をキープして、競技場に入る前に不意打ちでスパートするのが1番手っ取り早いのですが、そこで少し考えます。
つか、俺、後輩くんに勝つのが目的じゃねーしな。後輩くんに勝ったところで、年代別の順位が上がるわけでもないし、そもそも脚力を鍛えるために、この記録の出ない富士吉田をチョイスしたのだから、楽をしては意味がないだろw
と思い
後輩くんに並びかけることを決意します。
聞け!後輩!
俺の
ペタスピードスカイプラスの音を
ペタタタタタタタタタタタタタ
というわけで
後輩くんに並んで声をかけます
やぁ
あ!早いですね!
もう疲れましたw
という会話をして後輩くんの前に出ます。
【北麓公園へ】
いよいよ右折して北麓公園に向かう下り坂へ。
下りは後輩くんの方に分があるので、ここで無理してスピード上げますが、残念なことに後輩くんは予想通りついてきます
前のランナーを2人で挟むように左右に分かれて抜き去ります。その時に、後輩くんのポジションが右側に。競技場の入り口は右側なので、後輩くんにインをとられた感じになります。
クソ!インを取られた!
ギャラリー:
後輩くんが内に入った!
このあと、どうなるんだ!
どうもこうもねえ。
これで、もう終わりだ。
北麓公園に入ると残り1kmの看板。
自分がスピードを上げて前に出るも、後輩くんに、カゴメあっさりフルーツもびっくりの、あっさり抜かれます。
追いますが徐々に差がつきます。
うーむ・・・
そしてここでポリデント発生。
野球場の外周から陸上競技場に向かう下り坂で、ふくらはぎが攣りそうになります。両ふくらはぎが攣りそうになり、ふと体を半身にして、ふくらはぎを確認すると、攣りそうな部分が窪んでいるのがわかります。
あー、これアカンやつやー
後輩くんとの差は一気に広がり、とにかく完全に攣らない程度に、ギリギリの線を見極めて走ります。
競技場の中に入り、トラックを3/4周。残り250mくらい。後ろから足音が聞こえてくるので、後続が来ているのはわかるのですが、どうにもできないので、そのまま、なんとか粘るも3、4コーナー中間点で抜かれます。
そして、さらにもう1人迫っているのがわかります。直線に入り、ここで初めてオフィシャルの時計を確認します。1時間27分56秒の表示。
うーん、思ったよりおせーなw
と思いながら
後続のランナーに並びかけられたところがゴール。
ゴール後は、後輩くんと健闘をたたえ合い一緒に写真撮影。
なんか、後輩くんと並んで撮ると、自分が太って見えて嫌だなw ちなみに、自分はこの日、50.2kgなので、後輩くんは47kgくらいですかね。
姫が「遠近法」といって、後方に下がって写ろうとする理由がわかる気がします。
結局、年代別は3位でした。
これで夏の坂道サーキットは、
6月 奥武蔵ウルトラ 6時間23分
7月 嬬恋キャベツ 1時間27分
8月 富士吉田火祭り 1時間28分
平坦でどのくらいで走れるかですねー