認知症のタンス預金 | 雨でも晴れても

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浮世の事も、浮世じゃないことも、それでも地球は回っている

カピ子こと義母様は

色々分らなくなってからでも

お金と、食べ物への執着は長かった。

 

 

あ、でも、最後は食欲が勝りましたけどね。

 

 

それと、意外に、

携帯電話に対する執着は長かったな。

通じていない携帯で話す姿は

なかなか恐ろしくも可笑しかったですな。

 

「あぁ、空耳アワーリアル」って感じで。

 

 

さて、タイトルのタンス預金ですが

マジ、タンス預金。

お金の計算が出来なくなって

それでも買い物するからお札で払って小銭が増える。

認知症の典型的な症状による小銭預金。

 

 

この小銭を貯金してると言い張り

貯めていました。

 

 

そんなカピ子のタンス預金ですが

あちこちに引き出しに入っていたのを

今回、まとめることにしました。

 

 

 

 

 

意外なことに、レジでは出せなくても

家で種別分けは出来たらしく

各種分類されていました。

最後の方は、ちょっとミックスしちゃいましたが

それでも、見た目で入れていたらしく

5円玉と50円玉は穴があるからお仲間にしたあったり

銀色繋がりとかだったりと

微笑ましくもあり、冷笑してしまいましたねニヤニヤ

 

 

 

 

 

 

500円玉は最後の徘徊の頃、手元が無くなって

郵便局に行けない状態にもなっていたので

手を付けてしまったので・・・

恐らく20枚以上あったはずなんですが

1枚しかなかったよ真顔

 

 

 

もしも、ご家族がご高齢で、小銭が多いようでしたら

ぜひ一度、認知症をお疑いください。

 

 

お釣りの計算とかも怪しいかもしれません。

 

 

一人で買い物に行けるからと安心してはイケマセン。

札で払って、小銭を貯めます。

意識的に、500円玉貯金とかとは違います。

 

350円と200円のパン買って、ちょうどよくお金を払うならどうしたらいい?

 

といった質問に理論的に答えられなければアウトです。

1000円出してお釣りを貰えばいいと言ったらアウトです。

 

 

 

 

ぜひ、お試しください。

カピ子が身をもって教えてくれた

アウト事例でした。