●「練香(ねりこう)」をつかって空薫(そらだき)しました。画像で練香の焚き方手順あり。


こんにちは(^-^)
「香りある暮らし」をお届けする小さなお店
高村寺社(たかむらじしゃ)です。

いつもは、手軽なスティック線香ですが、

きょうは、ふと思いついて

「練香(ねりこう)」をつかって空薫(そらだき)をしました(^-^)

空薫(そらだき)とは、
お部屋に香りを漂わせる香りの楽しみ方です。
ルームフレグランスですね。

炭をおこして、香炉で香りを焚きます。

香りのタイプは、香木や印香、練香があります。
今回は練香で(^-^)

これが練香です。
練香の見本粉末状の原料、例えば沈香などを、蜜や梅肉などで丸薬状に練り固めたお香の事です。

まず、香炉に灰を。灰はきれいな状態にしておきましょう。
ご参考 香炉 灰の替え時


炭を手にもって、角に火をつけます。私はチャッカマンやライターを使っています。


今回使用している炭は「みやこ炭」の大きなタイプです。


このように簡単に火をつけることができます。「みやこ炭」は空薫(そらだき)などに使う専用の炭として作られています。


火箸をつかって、炭を埋めます。


炭は全部埋めずに、火のついた部分をちょこんと出してあげておきましょう。

炭が全部隠れてしまうと、火が消えてしまいやすくなります。
埋めずに灰の上に置くだけでもOKです。


灰が温まるまでゆったりと待ちましょう(^-^) 

蛇足ですが、香りを愉しむのはもちろんですか、空薫(そらだき)の手順を味わうことが醍醐味でもあるかもしれません。お習字に墨を摺るときのような。

5分くらいすると、このように手をかざすとほんのり温かく感じますよ。これで受け入れ準備が整いました。

温まることで、香りがたちます。ゆったり気分でね。


お好みの練香を火箸をつかって、炭の近くに置きます。練香が炭に触れると煙が出たりして大変ですから、くれぐれ練香と炭が触れないところに置きます。


こんな感じですね。


ちょっと暗くして撮影してみました。炭が燃えているのが確認できますね。


このまま、空薫(そらだき)をお楽しみください。

今回、私が炊いた練香は、表千家而妙斎宗匠の御好みで、甘さの中に香木の香りが引き立つ「松柏(しょうはく)」という名がついたものです。

 

 


さて、焚き終わった後のこともご披露しますね(^-^)

炭を持ち上げようとすると。。。火箸でつまんだとたん、ホロホロと崩れてしまいます、きれいに燃えてくれました。


何度か、炭を触ると、、、


きれいに灰と同化してしまいました(^-^)


練香はといいますと、カチカチです。しっかりと火箸でつかむことができます。


水分がすべて飛んでしまったような感じになっています。掌にのせると軽くなってますね。香りはまったくありません(^-^)
 

補足ですが、練香は繰り返して使えるものではなく、一粒一回です。


練香をつかった空薫(そらだき)のご紹介でした。

あぁ、癒されました(*´з`)
 

空炊きを愉しむために

必要なもの
〇香炉
〇火箸

〇灰
〇炭
〇お香(練香など)




 

🔔 お知らせ
香炭「みやこ炭」をはじめ、香りを楽しむ道具やお香を販売しています。
ご利用しやすいサイトからお選びください。
 

▶現在、以下のフリマアプリでも一部の商品を出品中です。

📦メルカリ
📦 ラクマ
📦 ヤフーフリマ
※出品者名は「りんご」です。
※アプリ内で「みやこ炭」や商品名で検索していただくと見つかります。


準備中
🛒 公式通販 「みやこ炭と香の店」
▶︎ https://shopkoutan.base.shop/

 

◎空薫・聞香・お焼香に使える香炭
◎香炉灰・銀葉など聞香用品
◎白檀のお香(堀川・元禄・天平)などを販売中


準備中

📷 Instagram(@koutan_japan)
https://www.instagram.com/koutan_japan
香りある暮らしを写真とともにご紹介しています。
 


※在庫・価格は各アプリごとに異なる場合があります。
※送料・配送方法が異なる場合がございます。