どこから来たの? | 亀額庭通信

亀額庭通信

亀1、猫10、犬3、金魚1。
多種類家族とのほほん暮らし。

農道風強し。



ツバメたちが

稲の上すれすれを飛び交っているので、

もうすぐ雨が降るかもね。






暗くならないうちにはやく帰ろう、と

家路を急いでいると、

近くで子猫の鳴く声が聞こえました。


え?どこどこ?と声のするほうを探すと、

農道に面した竹藪の手間に

小さい子猫がうずくまっていました。


野良猫の子?

それにしては近づいても逃げないし、

母猫がいる気配もない。


いつからここにいたんだろう?

ひとりで出歩ける月齢には

まだまだ早そうなのに、

なんでこんなところにひとりぼっちでいるの?


この辺はカラスも多いし、

農道を抜け道にする車に轢かれでもしたら大変。

抱え上げようとしたら、

興奮した犬たちに驚いて、

子猫は竹藪に逃げこんでしまいました。


竹藪は鬱蒼と茂ってとても入れない。

けど、これから天気が崩れるのに、

あんな小さな子を放っておくわけにはいかない。


急いで犬たちを家に連れ帰り、

バスタオルと ちゅーる、そのほか

要りそうなものをかき集めて、

子猫のいた場所へ戻りました。


暗くなった農道を懐中電灯で照らしながら、

チッチッと舌を鳴らして探していると、

ここにいるよ!と言うように、

大きな声で応えてくれました。

遠くに逃げないでいてくれてよかった!!

抱き上げるとますますちっちゃい。

バスタオルにくるんで家へ連れて帰りました。



体重400gそこそこ。

目ヤニでガビガビ、体はノミのフンだらけ。


居場所を用意するまで

一旦入っててもらった段ボール箱から

とび出ようとするくらい元気なので、

さっそくシャンプーしました。


小さな体にたかったノミを落とすのに

時間がかかったけど、

ゴロゴロ喉を鳴らして

おとなしく洗わせてくれました。

(乾かした後にもまだノミがいるのを見つけて5、6匹潰しました💦)



歯が生えているから、

離乳して間もないくらいかなぁ。

離乳食を売ってるようなお店は

もう閉まってるし、

とりあえずこれでどうかな、と

お皿にちゅーるを出すと

ガツガツ1本半たいらげました。


ちょっと寝て起きて、

まだ何か食べたそうなので、パウチのマグロ。



むっしゃむっしゃ食べますが、

急に食べて吐いたり下痢したりするのが怖い。

お腹壊さないでよ〜




寝てても時々

母猫を呼ぶように鳴くので、

ここにいるよ、大丈夫よ、と声をかけると

またすうっと寝ます。

ひとりで怖かったね。

よくがんばったね。




元気なんだけど、

こんな小さい子は

体調が急変することもあるので

注意して様子を見なければ。

目ヤニがずっと出ているので

明日病院へ連れて行こうと思います。













 
 

 

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