アメリカでも日本人が多い地域では、日本の新聞の衛星版が宅配されていたのですが、去年「日経」が現地印刷をやめ、ついで私が長らく購読していた「朝日」もまず宅配が止まって郵送になり、それからしばらくしてそれも中止されました。

 

仕方がないのでデジタル版に切り替えたのですが、やっぱり紙じゃないと読みません。だってご飯食べるときとか、トイレに入るときにラップトップやタブレットを持っていったりしないじゃないですか。もう年だからスマホで読むのも辛いものがあるし。

 

そうこうしているうちに、夫が「NYタイムス」をデジタルから紙の宅配に切り替えました。そっちの方が当然高いのですが、ネットにはフェイクニュースがあふれ、大統領が大手の新聞を名指しで批判したりするこの頃、良質のメディアをサポートしないとね、ということで。

 

それでほぼ初めてNYタイムスを隅々読むようになったのですが、まず情報量がすごい。それと取材力とか記者の視点とか、とにかく他紙とは力の差がありあり。ずっと前から地元の新聞、「マーキュリーニュース」を購読していますが、比較にならない情報量です。マーキュリーは、NYタイムスの記事を購入して載せてもいます。見出しのつけ方がそれぞれ異なるところが興味深いです。はっきり言って私の英語力はマーキュリー並みです。NYタイムスは購読者の対象年齢を大学生以上とか、高く設定しているように思います。

 

NYタイムスは、普通のニュース部分の他に、週に一度雑誌がついてきたり、日曜版みたいな特集記事の載った増補版みたいなのがついて来るのですが、これがまたすごく読み応えがあります。デジタルだと、こういうところまで読んだりしないし、紙版が来るようになって、本当に良かったと思います。これからも踏ん張って欲しいです。