はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)
 

 

 

今回もVoicyの

 

『絶望肯定ラジオ』の中で

 

時間的に取り上げられなかった

 

お便りをこのブログ記事で

 

1つ取り上げたいと思います。
 

 

 

さっそくですが

 

今回頂いた内容を

 

ザックリと要約して

 

お伝えします。

 

 

 

50代の女性のAさんから

 

下記のようなお悩みです。

 

 

 

【私はまだ家族や友人、ペットなど

 

大切な人たちの看取りに

 

立ち会った経験がありません。

 

今までもそのような場面は

 

あったのですが向きえずに

 

言い訳を並べて逃げてしまっています。

 

私、変わることはできますか?】

 

 

 

さて、どうでしょうか。

 

 

 

まず相談者のAさんいう

 

”看取りのニュアンス”ですが

 

おそらく息を引き取る

 

その瞬間に一緒に入れなかった

 

という話でしょうかね。

 

 

 

 

たしかに

 

映画やドラマでは

 

最期のひと呼吸、ひと脈まで

 

相手の手をに握りながら…

 

みたいなシーンってありますね。

 

 

 

 

ただ

 

そこまで人を看取るのは

 

割とレアなケースでは

 

ないでしょうか。

 

 

 

 

たとえ

 

末期の状態で病院に

 

入院されている患者さんでも

 

『今夜が山です』と言われても

 

一晩中は付き添えない家族もいます。

 

 

 

 

病院として”面会時間”が

 

決まっているなどの

 

物理的な要因もありますが。

 

 

 

 

だからこそ

 

そこまで神経質になる

 

必要もない話でしょう。

 

 

 

もし、最期のときを

 

自宅で過ごしていたとしても

 

そもそもの話として

 

すぐ行ける程近くに住んでいない…

 

自分の毎日の生活で精一杯…

 

など人によって

 

”さまざまな事情”があるはずです。

 

 

 

 

Aさんの場合も

 

『言い訳を並べて逃げてしまっていた』

 

という話ですが

 

物理的な事情だけでなく

 

気持ちとして受け入れられなかった

 

ような要因もあると想像します。

 

 

 

 

そりゃあ、怖かったり

 

向きあいたくなかったり

 

負の感情によって

 

体が動かないことって

 

いくらでもありますよね。

 

 

 

 

それも

 

Aさんにとって

 

大切な大切な1つの事情です。

 

 

 

 

たしかに

 

看取りというのは

 

その相手にとっては

 

一生に1回のことでしょうが

 

『友達や親戚はこう対応していた…』

 

のように人と比べても

 

仕方ないことです。

 

 

 

 

人の数だけ

 

看取りの方法はあるので

 

「誰が作ったか分からない理想」


なんかには


流されないようにして下さい。

 

 

 

 

それでも

 

『看取られる方も

 

最期まで一緒にいて欲しいはずだ…』

 

と思うかも知れませんが

 

果たして、それは

 

どうなのでしょうか。

 

 

 

 

実際に

 

逆にあなたが

 

看取られる立場なら

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

『どんな事情があるかは知らんが

 

仕事とかは休んでもらって

 

自分の最期を最優先してほしい』

 

と思うのでしょうか。

 

 

 

 

そこまで1分1秒に拘って

 

行動を強制するつもりはなく

 

『よかったら葬式くらいは来てくれよ~』

 

くらいの気持ちだったりしませんか。

 

 

 

 

だからこそ

 

看取りの瞬間に


立ち会えなかった

 

後ろめたさなどを感じないように。

 

 

 

 

看取りの瞬間には


『この世からあの世へと

 

渡ってしまったんだな…』

 

という、何とも言えない

 

遠い距離を感じることも

 

あるのかと思います。

 

 

 

 

ただ

 

スピリチュアル的な話で

 

申し訳ないのですが

 

『この世』と『あの世』は

 

そんなに遠くもないでしょう。

 

 

 

 

個人的には

 

割とヒョイっと

 

行き来できてしまう

 

近い距離だと思っています。

 

 

 

 

実際に多くの日本人は

 

お盆のシーズンなんかは

 

ご先祖様が

 

この世に帰ってくる準備を

 

したりしますよね。

 

 

 

 

だからこそ

 

看取りの瞬間に

 

一緒にいれなくても

 

落ち込まないでほしいし

 

もし、これからも

 

そのような場面があっても

 

無理はしなくても大丈夫です。

 

 

 

 

『自分が出来ることはやる

 

けれど

 

出来ないことはやらない』

 

というシンプルな話です。

 

 

 

 

出来ないのにやろうとするから

 

過剰な罪悪感などで

 

自分を苦しめてしまうのです。

 

 

 

 

たしかに

 

『出来ないことはやらない』

 

と割り切るのにも

 

自分の無力感と戦うことになって

 

しんどさもあると思います。

 

 

 

 

しかし

 

それがあなたらしさでもあり

 

そこを大きく崩すことを

 

亡くなる人も

 

望んではいないでしょう。

 

 

 

 

今まさに失ったその瞬間よりも

 

今まで共有した時間のほうが

 

価値があるはずですよ。

 

 

 

 

 

 

さて、そんな感じで

 

Voicyの「絶望肯定ラジオ」では

 

リスナーさんお悩みを中心に

 

毎週日曜日 20時30分から

 

1時間の生放送を行っています。

 

 

 

 

前回はこんな感じでしたので

 

ぜひ聞いてみてください ↓

 

(アプリなら音声スピードやBGMの変更可)

 

 

 

ちなみに

 

前週のVoicyアーカイブは

 

”いいね”が51以上あれば

 

次週の生放送が

 

アーカイブに残るシステムです。

 

 

 

 

だからこそ

 

時間的な制約などで

 

生放送が間に合わない…

 

アーカイブでしか聞けない…

 

 

そんな誰かのために

 

ぜひ、あなたからの

 

”いいね”をお待ちしています。

 

 

 

 

あなたのいいねに

 

『ありがとう』って

 

思っている人がいますからね。

 

 

 

 

それに

 

まだまだお便りも

 

お待ちしています。

 

 

 

あなたの”しんどい”を

 

下記のフォームから

 

ぜひ番組までお寄せください。

 

 

 

 

ちなみに

 

しんどいの内容は

 

どんなものでも大丈夫です。

 

 

 

 

”しんどさ”というのは

 

主観が全てですから

 

あなたがしんどいと思えば

 

それはしんどいものです。

 

 

 

 

『こんなに大変な人がいるのに

 

自分のしんどさなんて、まだまだ…』

 

なんて誰かと比べる必要は

 

全くありません。

 

 

 

 

仕事のグチから

 

孤独、不安、希死念慮まで

 

どんなものでも構いません。

 

 

 

 

では、次回は

 

3月10日(日)20時30分から

 

お会いしましょう ^^

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

 

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もう作り笑いに疲れたよ…』

 

というあなたに ^^

 

 

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