はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)
 

 

 

産業医の仕事では

 

1日に2社以上訪問することも

 

珍しくはありません。

 

 

 

 

A社とB社の訪問時間が

 

絶妙に空いてしまうことも

 

あったりします。

 

 

 

 

なので

 

近くに喫茶店とかあれば

 

そこで待ち時間を過ごすのですが…

 

毎回、そんなにも


都合のいい場所が

 

あるわけでもありません。

 

 

 

 

なので

 

そのような場所がない時は

 

近くの公園のベンチで座りながら

 

ボケーっとしてる時もあります。

 

 

 

 

時代が時代なだけに…

 

『あの人、ヤバい人じゃない?』

 

って周りの人から

 

不審がられているかもですが

 

まぁ、仕方ないです…(汗)

 

 

 

 

公園でボーっとしていると

 

子供たちが楽しそうに

 

遊んでいたりいるのを目にします。

 

 

 

 皆で集まってゲームをしてたり

 

ボールを使った遊びから

 

定番の鬼ごっこまで

 

色々とやっていますね。

 

 

 

 

その中でも

 

『かくれんぼ』


というのは

 

昔からある誰もが知る遊びですが

 

社会性のある奥深い遊びですね。

 

 

 

 

”かくれんぼ”には

 

『鬼』『隠れる人』

 

の2種類の役割があります。

 

 

 

 

そもそもですが

 

かくれんぼにおける

 

鬼と隠れる人には

 

圧倒的に力の差があります。

 

 

 

 

隠れる人は

 

名前のとおり

 

鬼に対して出来るのは

 

ただ隠れることのみ。

 

 

 

 

当然ですが

 

鬼に対して

 

何も攻撃はできないし

 

もはや

 

一旦、隠れたら動くのにも

 

かなりの制限をくらいます。

 

 

 

 

そのうえで

 

鬼はフリーダム。

 

 

 

鬼が強者でら隠れる人が弱者。

 

 

 

 

かなり

 

理不尽な構図ですが

 

ゲームってこんなもんだよな…

 


って思ったりもする一方で

 

世の中にもこれくらの

 

力の差のある理不尽に

 

巻き込まれることもありますね。

 

 

 

 

大人になってからも


鬼に見つからずに

 

逃げきる大切さも教訓の1つ

 

と言えるでしょう。

 

 

 

 

ただ

 

それだけではありません。

 

 

 

 

 

 

とくに、隠れる人が

 

このゲームに勝つには

 

とにかく”見つからない”こと。

 

 

 

 

では、勝つために

 

ずーーーと

 

隠れ続けれるでしょうか。

 

 

 

 

残念ながら

 

それができないのです。

 

 

 

 

隠れる人が

 

戦わないといけないのは

 

鬼だけではなく

 

圧倒的な孤独感です。

 

 

 

 

とくに

 

鬼の様子も見えない場所で

 

誰にも見つからないように

 

独りで隠れ続けるのは

 

かなり精神的にもキツイです。

 

 

 

 

うまく隠れられたけど

 

しばらく

 

見つけてもらえないから

 

勝利を捨ててまで

 

自ら出てくる子供もいます。

 

 

 

 

勝ち負けなんかより

 

鬼に見つけてもらえないことで

 

自分がコミュニティから

 

切り離されるような不安や恐怖

 

耐えられなくなるのです。

 

 

 

 

もはや

 

鬼に見つけてもらうことで

 

『救われる』という

 

不思議な経験をするのです。

 

 

 

 

では

 

ここから得られる

 

教訓とは何なのか。

 

 

 

 

大人になってからも

 

常に勝つことや成功することに

 

固執してしまうと…

 

いつのまにか孤独になって

 

身近なコミュニティから追放される

 

恐怖や不安が大きくなってしまうこと。

 

 

 

 

さらには

 

負けることや失敗することで

 

救われることがあるのを知る。

 

 

 

 

では

 

弱者といわれる

 

隠れる人側ではなく

 

強者である鬼側になることを

 

目指すのはどうでしょうか。

 

 

 

 

残念ながら

 

鬼こそ孤独です。

 

 

 

 

鬼を経験した人なら

 

分かってもらえると思いますが

 

 

目をつぶってから

 

20秒ほど数えて目を開くと…

 

 

目の前には、今までいた仲間が

 

急に誰もいなくなっています。

 

 

 

 

しかも

 

物音、ひとつない

 

不気味な静けさのなかで

 

どちらに歩き出せばいいかも

 

誰にも相談はできません。

 

 

 

 

そのようなゲームのなかで


鬼が、隠れる人を


なかなか見つけられず


やっとの思いで見つけた時には

 

『よし、勝った!!』

 

という嬉しさなんかよりも

 

 

『よかったー、いてくれた』

 

という孤独が解消される

 

安堵だったりするのです。

 

 

 

 

もしかしたら

 

鬼を置いて

 

みんな家に帰ってる可能性すら

 

あるわけですから。

 

 

 

 

だから

 

強者とされる鬼になるのも

 

それなりに負担が大きいのです。

 

 

 

 

 

 

では、今回のおさらいです

 

 

 

今回はかくれんぼで探る

 

孤独感との意外な関係性について

 

お話をさせてもらいました。

 

 

 

 

孤独感は

 

コミュニティからの追放という

 

恐怖や不安がつきまといます。

 

 

 

 

孤独に耐えられないときは

 

成功や勝ちを捨ててでも

 

つながることの大切さ

 

人間は本能的に知っているのです。

 

 

 

 

大人になってからも

 

強者になることを願う人も

 

少なくないでしょう。 

 


 

 

しかし、それには

 

孤独と隣り合わせで

 

それと戦う覚悟が必要なのです。

 

 

 

 

世間でもよく

 

『社長は孤独だ』

 

なんて言われますが

 

まさにこの感じですね。

 

 

 

 

このブログを読んでいる人は

 

ほとんどが大人でしょうから

 

ぜひ、あの頃の…

 

かくれんぼを振り返ってみて

 

 

『勝ちや成功に拘りすぎても孤独

 

強者になろうとしすぎても孤独』

 

だったり

 

『負けたり失敗することで

 

救われることもあるんだよな』

 

という考えを


思い出してみて下さいね。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

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