はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

Twitterという名前が

 

Xという名前に変わって

 

ずいふん時間が経ちましたね。




とくに最初の頃は

 

多くの人がその変化に戸惑いながらも

 

X(旧Twitter)という表記などで

 

共有してましたね。

 

 

 

 

そして、最近では

 

ようやくXにも馴染みが出て

 

Xだけで意味が通じるように

 

なってきた印象があります。

 

 

 

 

そもそもですが

 

”Twitter”の元来の意味は

 

英語で「小鳥のさえずり」でした。

 

 

 

 

だから

 

Twitterのアイコンも

 

鳥が使われていました。

 

 

 

 

ただ、日本では

 

このTwitter(tweet)を

 

”さえずり”ではなく

 

”つぶやき”と訳されました。




そのため

 

Xになってしまった現在では

 

”つぶやき”とは


言いずらいなぁと

 

感じる人もいるでしょう。

 

 

 

 

しかし、個人的には

 

Xに変わるだいぶん前から

 

”つぶやき”的な要素が

 

なくなってきた印象が


ありました。




というのも

 

SNSの初期の頃には


朝起きた時に

 

『おはよう』みたいな投稿も

 

一般的にたくさんありました。

 

 

 

 

しかし

 

SNS がビジネスとして

 

使われるようになってきて

 

「おはよう」などの挨拶より

 

・もっと人の役に立つようなこと

 

・もっと面白いこと

 

・もっと読み手の興味が惹かれること

 

などを投稿しないとダメな風潮が


出てきていました。

 

 

 

 

その意味では


投稿のハードルが


高くなってきた訳ですから

 

”つぶやく”という本来の意味からは

 

一線を画す印象に


なってしまったのです。

 

 

 

 

 

 

そもそものSNSにおける

 

”つぶやく”という本来の意味

 

どのようなものだったのでしょう。

 

 

 

 

その根底にあるのは

 

ひとりで完結すること。

 

 

 

 

もし、あなたが実生活で

 

何かを”つぶやく時”って

 

誰かに向けて

 

何かを伝えている訳では

 

ありませんよね。

 

 

 

 

ふとした時に

 

出てしまったような

 

言葉だったり気持ちだったり。

 

 

 

「あぁ、キレイな空だなぁ」

 

「仕事つかれたなぁ」

 

みたいな。

 

 

 

 

つぶやいた瞬間に

 

誰かに伝えたいという訳でもないので

 

当然、だれかからのリアクションも

 

強制しないものです。

 

 

 

 

とくに

 

このつぶやきの大事な側面は

 

その人の心の内

 

つまり、本音なのです。

 

 

 

 

SNSの”つぶやき”が

 

ここまで他人を惹きつけるのは

 

その人の本音が

 

見え隠れするからなのです。

 



 

とくに匿名で

 

SNSを利用していれば

 

実際の会社にいるときには

 

絶対に口には出来ないような

 

「仕事、マジめんどいわー」

 

というような本音も

 

つぶやけちゃうわけです。

 

 

 

 

その垣間見える本音

 

周りの人は興味をもって

 

一緒に楽しめるのです。



 

 

ただ 最近は

 

どちらかと言えば

 

このような投稿をしたら

 

「周りからどんな風に見られるかな…」

 

なんてことを吟味する

 

必要が出てきました。

 

 

 

 

もはや

 

他者の目を気にする時点で

 

そのつぶやきは”本音”ではなく

 

”建て前”になってしまうのです。

 

 

 

 

この傾向はXになる

 

晩年のTwitterの時期から

 

すでに起こっていました。

 

 

 

 

だからこそ

 

本音とは正反対の

 

広告案件やステマなどに対する

 

読み手側の拒否反応は

 

まだまだ大きいでしょう。

 

 

 

 

 

 

今までの

 

”つぶやき”のよさは

 

どれだけ本音であっても

 

他人からどう思われるかという視点が

 

ほとんどなかった訳ですから

 

とても気軽に利用できて

 

いい意味でも悪い意味でも

 

今ほど責任も


重大ではありませんでした。

 

 

 

 

しかし

 

最近は、たとえ本音であっても

 

「あぁ、○○党はやっぱダメだなぁ…」

 

「●●ワクチンは打った方がいいよね!」

 

みたいなことを投稿するなら

 

炎上してしまうかな…?


なんてことまで

 

考えなくてはいけなくなりました。

 

 

 

 

その意味では

 

今まで楽しく

 

”つぶやいて”いた人ほど

 

Xになる随分前から

 

窮屈さを感じていたでしょう。

 




そもそも

 

本来の”つぶやき”を

 

楽しんでいた人からすれば

 

最初にも述べたように…

 

相手からのリアクションなんて

 

はなから求めていません。

 

 

 

 

ひとりで完結なのです。

 

 

 

 

それなのに最近では

 

本音で”つぶやいた”ものに

 

ご丁寧にリプライ(返信)できる

 

機能までついてきています。

 

 

 

 

「あー、バナナおいしい!」

 

って、つぶやいたら

 

リプライでご丁寧に

 

「今の時期はミカンがおいしいですよ」

 

みたいなコメントが来るわけです。





自分のつぶやきに


賛同をされるなら

 

承認欲求も満たされて

 

ありがたい話ではあるけど…
 

 

そのリプライが

 

どれだけ有益でも正論でも

 

少しでもずれたコメントをされると

 

激しく嫌悪感をもってしまうのです。





だって原則は

 

ひとりで完結だから。



「別に、おめーに言ってないから」

 

「独り言に、入ってくんなよ」

 

みたいな感じですね。

 

 

 

 

たまに

 

そんな感じで

 

リプ欄で喧嘩ばかりする人もいるけど

 

時間とエネルギーを奪われるだけだから

 

リプの相手なんかせずに

 

さくっとブロックすることを

 

おすすめしますよ。

 

 

 

 

だいたい

 

このような残念な人は

 

自分がブロックされたら

 

「相手が逃げやがった」

 

「まともに議論できない奴だった」

 

とか言い出すわけですが…

 

 

残念ながら

 

”つぶやく”の大前提が

 

共有されてないので

 

いくら説明しても

 

なぜ嫌悪感を持たれたのかは

 

分かってもらえないでしょう。

 

 

 

 

とは言え…

 

気軽に”つぶやく”ことが難しい時代に

 

突入したのは事実なわけですから


そこを理解したうえで

 

みんなで楽しいSNSライフを

 

送るようにしていきましょう ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

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