はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

産業医をやっていると

 

従業員ひとりひとりの

 

仕事のパフォーマンスを上げるために

 

必要なことは何なのかと言う話題には

 

しばしば直面します。

 

 

 

 

たしかに

 

仕事のパフォーマンスが

 

どうすれば上がるのかは

 

かなり個人差も大きいので

 

『これだぁぁ!』

 

と示すのはなかなか難しいです。

 

 

 

 

その一方で

 

仕事のパフォーマンスを

 

落とさないためには

 

これは”必要”だよねというのは

 

ある程度、共通しています。

 

 

 

 

十分条件ではなく

 

必要条件って感じですね。

 

 

 

 

せっかく仕事をするなら

 

高いパフォーマンスで

 

実力が発揮できるほうが

 

いいですよね。

 

 

 

 

そこで今回は

 

仕事のパフォーマンスを

 

落とさない習慣について

 

お話させていただきます。

 

 

 

 

 

 

たしかに

 

仕事のパフォーマンスを測るには

 

たしかに色々な場面や切り口が

 

存在しますよね。

 

 

 

 

それでもあなたも

 

『こんな時には

 

調子がイマイチだなぁ…』

 

と実感する時もあるでしょう。

 

 

 

 

そこで今回は

 

筑波大学の研究チームによって

 

発表された結果

 

参考にしてみましょう。

 

 

 

 

ちなみに

 

ちょっと横道に逸れますが

 

働く人における

 

日本人を対象にした

 

研究データというのは

 

とっても貴重で助かるのです。

 

 

 

 

というのも

 

たしかに

 

海外でも色々な結果は

 

存在するものの…

 

 

やはり

 

働き方や制度等は

 

国によって違いもあるので

 

なかなか当てはまらないことも

 

多いわけなのです。

 

 

 

 

そこで今回の話は

 

筑波大学の

 

研究チームが出した結果が

 

とても参考になるわけです。

 

 

 

 

ズバリ、その結果から

 

お伝えすると…

 

男性では次の6つの生活習慣

 

女性では次の4つの生活習慣

 

が、ここに記載した順番に

 

仕事のパフォーマンスの低下に

 

影響を与えているのとことです。

 

 

 

 

【男性の場合】

 

 

①睡眠による休息不足

 …睡眠で休養が十分とれていない

②運動習慣の不足

…1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施

③歩行速度が遅い

…ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が遅い

④タバコを吸う

…現在、たばこを習慣的に吸う

⑤就寝前の夕食を食べる

…就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上

⑥朝ごはんを食べない

…朝食を抜くことが週に3回以上

 

 

 

 

【女性の場合】

 

 

①睡眠による休息不足

 …睡眠で休養が十分とれていない

 

②就寝前の夕食を食べる

…就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上

 

③食べるのが速い

…人と比較して食べる速度が速い

 

④運動習慣の不足

…1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施

 

 

 

 

まず

 

注目なのは男女ともに

 

【睡眠による休息不足】

 

最も仕事のパフォーマンスを

 

落とすことに直結しています。

 

 

 

 

まぁ

 

納得の結果といえば

 

そうなんだけど…

 

 

分かってはいるけど

 

十分に睡眠がとれてない人が

 

多い意味でもあるのでしょう。

 

 

 

 

では、

 

『睡眠で休養が取れない』

 

には、どのような理由が

 

あるのでしょうか。

 

 

 

 

分かりやすいのは

 

仕事量が多すぎて

 

残業もかなり多くて

 

物理的に睡眠時間がないケース。

 

 

 

 

一時的ならまだしも

 

終わりも見えずに

 

これが長期間になるのは…。

 

 

 

 

ほかにも

 

定時には帰宅しているものの

 

結局のところ

 

家でゲームとか動画とかで

 

ダラダラして過ごしてしまって

 

睡眠時間が短くなってるケース。

 

 

 

 

もちろん

 

何かしらの疾患で

 

睡眠障害の症状があるケースも

 

あることでしょう。

 

 

 

 

たしかに

 

睡眠は毎日のことだけど

 

もっともっと自分の睡眠に

 

目を向けていきたいですね。

 

 

 

 

ちなみに

 

他の項目にもある

 

運動習慣の不足とか

 

歩行速度が遅い

 

生活のなかで解決することは…

 

 

結局のところは

 

”睡眠圧”を上げることになるので

 

夜に自然ないい睡眠に

 

繋がっていくでしょう。

 

 

 

 

あと

 

就寝前の夕食を食べる

 

の項目に関しては

 

『就寝前の2時間以内に夕食をとる』

 

という内容なので

 

やっぱり残業とかで

 

帰宅時間が遅い人のかなぁと

 

思ったりしますね。

 

 

 

 

これに関しても

 

寝る前に食事をすると

 

胃や腸できっちり消化されきれず

 

朝、目が覚めたときも

 

”お腹いっぱい”

 

とまで行かなくても

 

朝、お腹が空いてるって状態には

 

なりにくいのです。

 

 

 

 

そうなると

 

『朝ごはんを食べない』

 

って項目にもつながりますね。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

今回は

 

仕事のパフォーマンスを

 

落とさない習慣について

 

お話をさせてもらいました。

 

 

 

 

睡眠、食事、運動

 

健康面でも重要と言われますが

 

その延長というか

 

仕事のパフォーマンスにおいても

 

かなり影響が出るのですね。

 

 

 

 

これらは

 

人間の活動の基礎なのでしょうが

 

基礎=簡単という意味ではない

 

言うまでもないですね。

 

 

 

 

エリートサラリーマンほど

 

仕事ばっかりじゃなくて

 

しっかり運動とか食事など

 

”意識高い系”な生活スタイルを

 

貫いてるイメージはあるけど…

 

 

結局のところ

 

その習慣が

 

毎日のいい睡眠で休養がとれて

 

仕事でも

 

高いパフォーマンスが出せる

 

いいサイクルが生まれるのでしょう。

 

 

 

 

もちろん

 

全ての項目を一気に

 

解決できるわけでありません。

 

 

 

 

たしかに

 

毎晩、いい睡眠をとって

 

休養をとることを意識しつつ

 

 

たとえば

 

運動の習慣とかは

 

すぐには無理そうなら

 

女性の場合なら

 

まずはゆっくり食事をしてみる。

 

 

 

男性の場合なら

歩く速度を速めてみる。

 

 

 

 

あなたが

 

”できそう”と思うところから

 

ちょっと変えることで

 

仕事のパフォーマンスを

 

落とさないようにしましょう ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

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