はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

ここ最近は

 

コロナウイルスが

 

ややピークアウト

 

傾向である報道も

 

増えてきました。

 

 

 

 

このまま

 

どんどん減ってくれたら

 

いいのですが。

 

 

 

 

あなたの周りでは

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

ちなみに

 

今回の記事のタイトル等で

 

何かコロナ後遺症

 

新しい治療法に関する情報を求めて

 

来てくださった、そこのあなた。

 

 

 

申し訳ありません。

 

 

 

今回の記事は

 

精神科外来でも

 

コロナ後遺症の対応するものの

 

『なかなか治療が

 

上手く行かないなぁ…』

 

という

 

自分のふがいない気持ちの

 

ぼやき記事になっております。

 

 

 

 

 

 

コロナに感染後に

 

大小の差はあれど

 

その後遺症に苦しむ人は

 

珍しくありません。

 

 

 

 

感染した後に

 

日常生活や仕事、登校などに

 

影響を受けている人もいます。

 

 

 

 

後遺症のイメージは

 

身体症状が強いですが

 

それも長引いてくれば…

 

 

『この後遺症がずっと

 

続いたらどうしよう…』

 

と、心をジワジワ蝕んでいきます。

 

 

 

 

そもそも

 

コロナ感染の後遺症に

 

『これでOK!』

 

という確立された治療法も

 

まだ存在はしておりません。

 

 

 

 

そのため

 

後遺症に悩んで病院にいっても

 

『回復の見通しは不明です』

 

と言われてガックリしたり…

 

 

症状は残っているものの

 

『検査結果は改善しているので

 

今日で通院は終了でいいです』

 

と打ち切りを宣言されて

 

路頭に迷う人もいます。

 

 

 

 

そうなると

 

あらゆるところから

 

情報収集をして

 

”Aという治療をやっています”

 

”Bという治療をやっています”

 

という話を聞きつけては

 

あちこちと

 

病院を転々してしまいます。

 

 

 

 

これはかなり

 

身体的にも精神的にも

 

かなり労力のかかる話です。

 

 

 

 

そして

 

最終的には

 

ありとあらゆる

 

検査や治療をしたものの

 

とくに改善を認めないため

 

『精神的なものかも…』

 

と精神科を受診するケースがあります。

 

 

 

 

たしかに

 

オミクロン株の後遺症としては

 

不眠や不安障害だけでなく

 

うつ病などの気分障害自体も

 

多いと報告もあったのですが…

 

 

 

”気分障害”をはじめとする

 

何かの精神疾患の診断基準を

 

ばっちりと満たさず…

 

 

全身の倦怠感や

 

ずっと体に強い冷え

 

不眠、漠然とした不安感などの

 

訴えも多いですね。

 

 

 

 

そのなかでも

 

『これは気分障害だよなぁ』

 

と思って

 

抗うつ薬や抗不安薬、漢方薬などで

 

治療を開始したものの…

 

なかなか

 

すっきり解決せずに

 

お互いに苦しい時間が

 

続くことも多いです。

 

 

 

 

先ほども述べたように

 

コロナの後遺症で

 

精神科を受診する人の中には

 

”ここが最後の砦”

 

の気持ちの人のいるわけです。

 

 

 

 

ここまで

 

文字通り”あらゆる手”を

 

使ってきたのに

 

改善しない状況に

 

さらに不安や焦りを高めてしまいます。

 

 

 

 

精神科に来たのに

 

結局、不安が高まるという

 

苦しい負のループ。

 

 

 

 

 

 

繊細な患者さんは

 

『周りから”仮病じゃないの?”と

 

思われているのではないか…』

 

と疑心暗鬼になったり

 

 

『世間では回復している人は

 

いっぱいいるのに

 

自分が弱いだけ…

 

自分が甘えてるだけだ…』

 

と自責の念で苦しむ人もいます。

 

 

 

 

スッキリと体調が改善せず

 

このような時に

 

出来ることって何なんでしょうか。

 

 

 

 

当然ながら

 

患者さんからの

 

後遺症の辛さそのもの

 

不安や焦りなどの精神的な苦しさ

 

寄り添うことくらい

 

なのかも知れません。

 

 

 

 

それだけで

 

極々わずかでも

 

抱える苦悩が軽減されたら

 

と願うばかり…。

 

 

 

 

意外と

 

周りにいる人が

 

コロナ後遺症で

 

苦しんでいる人がいて

 

近くで何もできない無力感に

 

私と同じように

 

ふがいない思いを感じている人も

 

いる人もいるのかなぁ。

 

 

 

 

コロナの後遺症は

 

倦怠感がひどい

 

味覚や嗅覚障害、咳が続くなどの

 

身体疾患の症状はよく聞きます。

 

 

 

 

そして

 

後遺症として

 

気分障害や不安障害など

 

精神疾患の症状もあります。

 

 

 

 

しかし

 

身体的な症状だけでも

 

それが

 

いつまでも続く辛さや

 

理解されない苦しさなども

 

精神的にもかなり疲弊します。

 

 

 

 

その視点を

 

持っているだけでも

 

ちょっとした普段の声かけも

 

変わってくるのかなぁと思ったり。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!