はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

今回はあらためて

 

心の健康について

 

お話していきたいと思います。

 

 

 

 

精神科医なのだから

 

『毎日のように

 

自他の心の健康について

 

考えているでしょ?』

 

と思われるかもしれませんが

 

まだまだ謎も多くで


難しいものです。

 

 

 

 

2007年に


WHO(世界保健機関)が

 

メンタルヘルスの定義について

 

述べているので参考にしましょう。



 


WHOが定義する

 

心が健康な状態というのは

 

”精神的な病気がない状態ではない”

 

としているのは

 

当たり前のようで

 

このポイントは深いです。

 

 

 

 

たとえば

 

何らかの

 

精神的な疾患が存在しなくても

 

いつも孤独感を感じていたり

 

満たされない虚無感を感じるのは

 

心が健康的な状態とは

 

言い難いですよね。

 

 

 

 

その点をおさえたうえで

 

WHOが述べている

 

”心が健康な状態”とは

 

下記のようなものです。

 

 

 

 

『自らの可能性を認識しており

 

日常的なストレスに対処できて

 

実りある有意義な働きができて

 

所属するコミュニティに貢献できる』

 

という状態。

 

 

 

 

まぁ

 

色々な要素があるのは

 

仕方がないことでしょうが


最後に記載されている

 

”コミュニティに貢献していること”

 

が精神的に良い状態の要素なのは

 

なかなか興味深いですね。




たしかに

 

納得はできる要素だけど

 

ちょっと普段は見逃したり

 

忘れがちなことですよね。

 

 

 


自分に自信が持てない時は

 

『私、貢献できてるなぁ』

 

なんて思えるわけもなく…

 

どんどん心が不健康になる

 

負のループにハマりやすいことも


意味していますね。




さらには

 

そもそもの話として

 

所属している

 

コミュニティがないと

 

貢献しようありません。



 

 

これは

 

物理的に所属をしていても

 

”そこに居場所がない”

 

のように

 

所属を感じられない状態でも

 

同じことが言えるでしょうね。

 




では

所属が出来ていると仮定して

どのようにして

 

『私、貢献をしているなぁ』

 

と感じ取れるのでしょうか。







たしかに

 

これは主観的な感情ですが

 

その感じやすさを

 

より高めるためには

 

「自分ができること」

 

「周りの人ができること」

 

二つの方向がありますね。





たとえば

 

自分ができることは

 

本当に些細なことでも

 

『貢献できてるなぁ』

 

と感じ取る意識を持つことです。

 

 

 

 

たとえば

 

主婦の人が

 

家で掃除や料理をするのは

 

家庭というコミュニティで

 

かなり貢献していますよ。

 

 

 

 

ほかにも


エレベーターで

 

相手に先に降りてもらうのも

 

その一瞬生まれたコミュニティ内で

 

貢献している行動ですよね。

 

 

 

 

さらに

 

”推し活”というのも

 

まさにそうですよね。

 

 

 

 

好きな”推し”を

 

応援することは

 

そのコミュニティ内で

 

”推し”への貢献ですよね。

 

 

 

 

もっと身近なところでは

 

スーパーで買い物するのも

 

水道をひねるだけでも

 

社会への貢献する行為です。

 

 

 

 

そのような

 

些細なことであっても

 

「貢献を感じ取りにいく」

 

意識や姿勢を日々持っていると

 

より感じとりやすいものです。

 

 

 

 

その一方で

 

周りの人から影響は

 

どうでしょうか。

 

 

 

 

たとえば

 

『あなたがいてくれてよかったぁ』


のようなことを言われたら

 

コミュニティに対して


貢献している感じが

 

かなり生まれてきますよね。

 

 

 

それは

 

職場でも家庭でも

 

推し活の場面でも

 

どこであっても。

 

 

 

 

そして

 

自分から感じ取りにいくより

 

何十倍も


貢献感を抱きやすいです。

 

 

 

 

それが

 

たしかに


精神的な健康と

 

密接に関係しているのも

 

納得できる話では

 

ないでしょうか。

 

 

 

 

では、相手から

 

『あなたがいてくれてよかったぁ』

 

と思われたり伝えてもらうには

 

何が必要なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

それには

 

言うまでもなく

 

”他者との交流”が大前提。

 

 

 

 

そこで普段からの

 

他者への配慮助け合いの精神

 

そのものが

 

”貢献”そのものであり

 

 

その跳ね返りとして

 

『あなたがいてくれてよかったぁ』

 

と思われたり伝えて

 

もらえるものなのです。

 

 

 

 

どれだけ時代が進んでも

 

人間というのは

 

根っこのところでは

 

変わることもありません。

 

 

 

 

他人とつながって

 

お互いが助けわないと

 

生きていけないのです。

 

 

 

 

最近は

 

他人に貢献することを

 

”やりがい搾取”

 

と揶揄されることもあります。

 

 

 

 

ただ

 

それはあなたの所属する

 

コミュニティの外野からの声です。

 

 

 

 

行動を起こしいてる本人は

 

貢献をしていくことで

 

精神的な健康に近づくわけです。

 

 

 

 

外野の声に左右されずに

 

自分の出来る範囲で

 

あなたの所属するコミュニティで

 

貢献するにはどうすればいいか


ちょっと考えるだけでも


幸せに近づくのではないでしょうか ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!