はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

おそらく

 

『健康が何より重要!』

 

という意見に

 

反対する人は

 

ほとんどいないでしょう。

 

 

 

 

身体を壊してまで

 

仕事をする必要がないことは

 

”働き方改革”なども含めて

 

世間的な常識になりつつあります。

 

 

 

 

その意味でも

 

心も体も健康であることが

 

とても重要なのは

 

みんなの共通認識でしょう。

 

 

 

 

だからこそ

 

健康ブームとまでは言いませんが

 

『健康になろう!』

 

というスローガンも

 

よく耳にしますね。

 

 

 

 

秋なので

 

健康診断シーズンでもあり

 

『これを食べたら健康になれる!』

 

『これだけ運動したら健康になれる!』

 

なんて話にも

 

ついつい注目してしまいますね。

 

 

 

 

それだけ

 

健康の価値が高まっていると

 

”健康”というものを

 

私たちは


みんなが目指す場所だと

 

無意識に思いこんでいます。

 



 

とくに 

 

「健康=病気がない状態」

 

と思っている人も多いです。

 

 

 

 

そこで今日は

 

この”健康という目標”について

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

  

社会一般でみると

 

健康である価値は

 

年齢に比例して上がります。

 

 

 

 

10代の人で


健康自慢をする人は

 

そうそういないでしょう。

 

 

 

 

その一方で

 

『わたし70才だけど

 

健康診断でオールAなんです。

 

もちろん何も薬も飲んでないよ。』

 

なんてAさんの健康自慢は


やはり成立しますね。

 

 


  

あなたが

 

それを聞いたら

 

『おぉーー!すごい!』


って拍手をするかも。

 

 

 

 

もはや

  

『高齢になっても

 

病院に行かずに健康である人

 

=良くできた素晴らしい人』

 

と扱うような風潮すら

 

感じたりしませんか。

 

 

 

 

しかし

 

当然ながら

 

そのような公式は

 

全く当てはまりません。

 

 

 

 

そもそも

 

健康であることと

 

幸せであることは

 

似て非なるものです。

 

 

 

 

もしかしたら

 

さきほどの70才のAさんは

 

妻には先立たれ…

 

とくに友人もおらず…

 

1日だれとも会話もしない…

 

そんな毎日かもしれません。

 

 

 

 

もちろん

 

そのような過ごし方が

 

Aさんの幸福ということも

 

ありえますが…。

 

 

 

 

その一方で

 

高血圧や糖尿病などの

 

治療をうけながらも

 

『私は自由に好きなモノを食べて

 

好きな時に死ぬんじゃ―!!』

 

なんて言いながら

 

たとえ短命であっても

 

毎日、大笑いしながら

 

過ごしているBさんのほうが

 

幸せなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

いま

 

このブログを

 

読んでくれているあなたは

 

何かの疾患の治療を

 

しているかも知れませんね。

 

 


  

ただ

 

それが不幸とは

 

直結まではしませんし


幸福は見つけられます。

 

 

 

 

たしかに

 

病気があることで

 

自分のやりたいことに

 

生活に制限を受けてしまって

 

不自由はあるかも知れません。

 

 

 

 

だからこそ

 

その不自由を解消するために


病気を治して健康に向けて

 

頑張っているかもしれません。

 

 

 

 

では

 

あなたが病気から回復して


健康になった後は

 

何をやりたいでしょうか。

 

どうありたいでしょうか。

 

 

 

 

この点を

 

考えたことがありますか。

 

 

 

 

”健康になること”

 

”病気を治すこと”

 

が大きな目標になりすぎて

 

その先にある自分が

 

何を求めているのか。





それを

 

考えていない人は

 

割と多かったりします。

 

 

 

 

たしかに今は

 

病気のせいで

 

生活に制限をうけて

 

充実した毎日を

 

送れないこともあるでしょう。

 

 

 

 

では

 

病気がしっかり改善すれば

 

充実感のある毎日に向けて

 

歩んでいけそうでしょうか。

 

 

 

 

健康であるということは

 

あくまでも

 

より良く生きるための手段であり

 

目標でもゴールでもありません。

 

 

 

 

健康体という

 

”最高の道具”を使って

 

よりよい人生を

 

どう作っていくかを

 

想像して創造することは

 

いつからでも出来ることです。

 

 

 

 

”最高の道具”を手にいれても

 

どのように使えばいいか…

 

何に対して使えばいいのか…

 

もし、ピンと来てないなら

 

まさに宝の持ち腐れです。

 

 

 

 

それが

 

まさに先ほどのAさん。

 

 

 

 

あなた自身が

 

どのような時に

 

どのようなものに

 

『幸せだなぁ』

 

と感じることができるのか。

 

 

 

 

それを知ることが

 

より良い人生に

 

直結していきそうですね。

 

 

 

 

 

 

もちろん

 

病気もさっぱり無くなり

 

健康体になってから

 

幸せを堪能する人もいるでしょう。

 

 

 

 

しかし

 

病気を治療ながら

『健康を手に入れる』

 

までのプロセス自体にも

とても大きな価値があります。


 

 

たとえば

 

健康を意識して

 

食事や運動、睡眠などの

 

生活を見直している時は

 

日頃のストレスから

 

目を背けられます。

 

 

 

 

さらに

 

血圧や血糖値、体重など

 

分かりやすい指標が改善されたら

 

一時的であっても

 

幸福を感じることもできます。

 

 

 

 

健康になった後にも

 

まだやりたいことが

 

とくに見つかってない人も

 

 

不健康から健康を

 

目指して努力している時が

 

ある意味で”いい時期”

 

だったりするのかも知れません。





病気がないことや

 

健康であることに

 

大きな価値を見出し過ぎて

 

目標や憧れにしやすいですが…

 

 

そればかりを目標にしても

 

達成したらしたらで

 

健康を維持するのにも

 

エネルギーは必要になるため

 

今までにないストレスと

 

向きあう可能性もあります。

 




病気を治療しながら

 

自分の幸せを探すこと

 

幸せを味わうこと

 

いくらでもできることは

 

忘れないでいてくださいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!