はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 



コロナウイルスが

 

今年の5月に

 

感染症法上の位置付けとして

 

5類感染症になりましたね。

 

 

 

 

そこから

 

あなたの生活も

 

色々と変化しているでしょうか。

 

 

 

 

私も産業医として

 

色々な会社に訪問しますが

 

今まであった

 

パーテーションが撤去されたり

 

自動体温計やアルコール消毒が撤去されて

 

コロナ前の光景にゆっくりと

 

戻っている印象があります。





法人として

 

いつまでも

 

2類相当レベルの感染対策を

 

続けていてもキリはないので

 

適宜、対応を変えていくのは

 

素晴らしい行動だと思います。

 

 

 

 

実際に

 

街中を見ても

 

この暑さも相まって

 

常時マスクをしている人も

 

一気に減りましたよね。




とは言うものの…

 

ここ最近は

 

最前線で治療されている先生方が

 

『またコロナが流行ってきている!』

 

と言うニュースや記事などを

 

見たり聞いたりしませんか?

 

 

 

 

以前のように

 

コロナ陽性者数が

 

テレビで報道されることもないので

 

『そう言われてもなぁ…』

 

という具合でシックリ来ない人も

 

多いのではないでしょうか。

 




そこで今回は

 

わりと身近なところの

 

『救急車における

 

救急搬送困難事案の数』から

 

コロナ感染症をみてみましょう。

 

 

 

 

 


そもそも

 

救急搬送困難事案とは何?

 

って話になると思います。

 

 

 

 

これは

 

救急隊が現場について

 

『医療機関への受入れ照会を4回以上行う』

 

かつ

 

『現場滞在時間が30分以上』

 

という条件を満たす事案のことです。

 

 

 

 

あまり知られていませんが

 

この件数が

 

総務省消防庁から

 

1週間おきに発表されています。

 

 

 

 

最新のデータでは

 

9月4日~9月10日までの

 

1週間分となりますね。

 

 

 

 

その数は

 

全国で4,312件であり

 

そのうちで

 

コロナ感染症の関連を疑うのは

 

1,501件という結果でした。

 

 

 

 

ただ

 

この数というのは

 

都道府県の代表の消防局のみを

 

対象としている調査なので

 

実際の数では

 

もっと多いと考えるのが

 

妥当なのでしょう。




5類感染症になってからは

 

既にキットなどで

 

コロナ感染だと分かっている人も

 

当然ながら

 

保健所などの行政が介入して

 

病院と連携するなどは一切なく

 

すべて救急隊が行っています。

 

 

 

 

それに

 

コロナ感染症が疑われる

 

救急患者さんを

 

病院が受け入れるとなれば

 

それだけの人員が必要になります。

 

 

 

 

受け入れをした時の

 

医療機器やベッドが足りるか…

 

 

緊急オペなど

 

既に病院で対応している

 

他の救急患者さんの対応が

 

どれくらい時間が目途がつくか…

 

 

様々な要素を考慮しながら

 

受け入れの判断が必要になります。




これらの要素が重なって

救急搬送困難事案

 

なっていきます。




言うまでもなく

 

救急搬送が困難になると

 

それだけ

 

その現場で

 

救急車を占有する時間が

 

長くなるということです。

 

 

 

 

つまり

 

あなたが

 

119をコールしても

 

救急車は出払ったままなので

 

到着まで

 

かなり時間がかかることも

 

十分に想定できます。

 

 

 

 

もちろん

 

それはあなたが

 

心筋梗塞でも交通事故でも。

 

 

 

 

それどころか

 

回線が混み合ってしまって

 

119に電話をしても

 

つながらないという事象が

 

既に起こっています。

 

 

 

 

これは、今でもSNSで

 

『119がつながらない!』

 

などの投稿を見かけるくらいなので

 

わりと身近な話なのです。

 







では、今日のおさらいです。
 

 

 

今回は

 

救急車における

 

救急搬送困難事案の数から

 

コロナ感染症について

 

考えてみました。




あくまで

 

挙げた数値を

 

どのように感じるかは

 

あなた次第です。


 

 

しかし


救急搬送困難事案の数

 

当然コロナ前より増えていて

現状では

 

5類になった5月よりも

 

遥かに増えているわけです。





そのような状況だからこそ

個々での感染症の対策は

 

これからも

 

必要ではないでしょうか。

 


 

 

このような現状を知らず

 

救急車を呼んでも

 

すぐには来ない状況に

 

『なんで、来ないんじゃ!!』

 

『来るのが遅すぎるやろ!!』

 

ってブチ切れる人もいるらしいので

 

救急隊員を含む

 

現場のスタッフさんには

 

本当に頭がさがりますね。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!