はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

9月になりましたね。

 

 

 

 

暑さは

 

まだまだ続きそうですが

 

いかがお過ごしですか。

 

 

 

 

この記事がUPされている

 

9月1日は防災の日ですが

 

その由来はご存じでしょうか。

 

 

 

 

それは

 

1923年に起こった

 

関東大震災ですね。

 

 

 

 

そんな

 

災害時につきものなのは

 

『デマ』だったりします。

 

 

 

 

この手の話は

 

昔から存在しますが

 

最近ではデマという

 

”話”だけでなく

 

フェイク画像やフェイク動画などあり

 

その判断もますます難しくなっています。

 

 

 

 

そこで今回は

 

災害のときに起こるデマと

 

私たちはどう向き合えばよいかを

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

まず

 

今までの災害のなかで

 

どのようなデマが

 

流されてきたのでしょうか。

 

 

 

 

たとえば

 

『動物園からライオンが逃げ出した!』

 

『このあと有害物質を含んだ雨が降る!』

 

なんてものもありました。

 

 

 

 

『うわぁ…怖いなぁ…』

 

と思いつつも

 

冷静に考えてみたら

 

『なんかウソっぽいなぁ…』

 

と、どこか冷静に疑いの目を向けることも

 

出来たりするでしょう。

 

 

 

 

では

 

実際にあなたが

 

避難所まで来た時に

 

同じように避難してきた人から

 

次のような話を

 

小耳に挟んだらどうでしょうか。

 

 

 

 

『今、窃盗団が空き家を狙っている』

 

『この後、しばらく断水が続くらしい』

 

 

 

 

これだけ

 

パニックになってしまう人も

 

いるかも知れませんね。

 

 

 

 

避難所まで来たにも関わらず

 

泥棒が入ってないか気になって

 

家に帰ろうしてしまったり…

 

スーパーまで

 

水の買い占めをしうようとしたり…

 

無茶な行動をとりませんか。

 

 

 

 

さらに

 

ここからが重要ですが

 

あなたはその情報を

 

独り占めしますか?

 

 

 

 

おそらく

 

あなたの友人や親族にも

 

良かれと思って伝えませんか。

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

これこそが

 

デマが広がる理由です。

 

 

 

 

つまり

 

デマがどんどん拡散するのは

 

『あなたも気をつけてね』

 

という良心からはじまる

 

他人へのアドバイスの連鎖なのです。

 

 

 

 

とくに

 

SNSを使って

 

”フォロワーさんにも教えてあげよう”

 

と思ってリポストが続くと

 

瞬く間に拡散していきます。

 

 

 

 

おそらく

 

”この状況ならあり得なくはない”

 

というレベルの話であれば

 

たとえ半信半疑だったとしても

 

誰かに伝えてしまうことでしょう。

 

 

 

 

とくに

 

この話を

 

デマかどうか判断する要素に

 

誰から聞いたかというのが

 

とても重要になってきます。

 

 

 

 

それによって

 

情報を信じるレベルは

 

大きく変わってきます。

 

 

 

 

まったくの

 

赤の他人から聞いたなら

 

まだ冷静な判断ができて

 

「ほんとかなぁ」と思って

 

正しさを精査する可能性も高いでしょう。

 

 

 

 

しかし

 

あなたの友人や親族から

 

もしくは著名人が言ってたら

 

どうでしょうか。

 

 

 

 

「そうなんだ!」って

 

とくに精査することなく

 

すんなりと受け入れてしまう人も

 

いるのではないでしょうか。

 

 

 

 

そう…

 

さきほど

 

あなたが良かれと思って

 

デマを教えてあげた相手も

 

友人や親族だったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

とくに

 

災害時となれば

 

普段とは違う状況ですから

 

”この状況ならあり得なくはない”

 

という幅が大変大きくなります。

 

 

 

 

だからこそ

 

いくら注意していても

 

このような災害時は

 

誰でもデマに巻き込まれる

 

という認識が大切があります。

 

 

 

 

『いや、私は大丈夫』

 

というような思い込みこそが

 

自分の首をしめることになります。

 

 

 

 

そのうえで

 

できる限りデマに

 

騙されないようにするには

 

どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

 

その1つ目として

 

災害時には

 

どのようなデマが広まりやすいか

 

事前に知っておくことが

 

大きな備えになります。

 

 

 

 

どんな非常時であっても

 

『あぁ、このパターンね』

 

という”知ってる”状態が

 

あなたに冷静さを与えてくれます。

 

 

 

 

賢人は歴史(過去)から学ぶ

 

とはまさにこのことです。

 

 

 

 

そして2つ目として

 

やはり情報の出元を

 

確認する習慣をもつことです。

 

 

 

 

いったい

 

その話は最初に

 

だれが、どこから

 

発信された話なのかの確認です。

 

 

 

 

たとえ

 

友達や親戚から

 

教えてもらった話でも

 

確認するようにすれば

 

惑わされにくくなります。

 

 

 

 

もしパッと調べても

 

出処が分からないなら

 

それはデマの可能性が高いです。

 

 

 

 

緊急性も重要性も高い話題なら

 

それは公共のところから

 

発信されている可能性も高いため

 

すこし調べても出てこない

 

≒デマと考えてもいいでしょう。

 

 

 

 

そして

 

とても大事なこととして

 

その話の出処を調べてみても

 

分からない状況であれば

 

それを拡散しないことです。

 

 

 

 

あなたの中だけで

 

その不確かな情報を止めることも

 

災害時には

 

立派な人助けになるのです。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!