はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)


 

 

精神科医としては

 

孤独孤立のしんどさを

 

よく耳にします。

 

 

 

 

しかし


人によっては

 

孤独だからこそ

 

周りの他人を気を遣わずに

 

自分のペースでいれるから

 

とても心地がいいという人も

 

珍しくはありません。

 

 

 

 

もしかしたら

 

あなたもどちらかと言えば

 

ひとりの時間が好きだってこと

 

ありませんか。

 

 

 

 

このように

 

孤独や孤立をして

 

ひとりでいること自体を

 

ポジティブに捉える人もいるので

 

一概には

 

『孤独=悪』とは

 

言えなさそうです。

 

 

 

 

それでは

 

孤独のしんどさの本質とは

 

一体、何なんでしょうか。







孤独や孤立のつらさは

 

ひとりで過ごすこと自体ではなく

 

そこから生まれてくる

 

受け入れてもらえない感覚です。

 

 

 

 

もしあなたが

 

所属するコミュニティから

 

受けいれてもらえなければ

 

とても苦しい思いをするでしょう。

 

 

 

 

さらに

 

その苦しさを誰にも話せずに

 

ひとりでずっと抱え込むと

 

誰にも受けいれてもらえない感覚が大きく

 

余計に心がしんどくなります。

 

 

 

 

たとえば

 

自分の考えや想いが

 

受け入れてもらえない場面は

 

よくあるとおもいます。

 

 

 

 

『自分はとしてはこう思っている!』

 

という考えがあっても

 

周りの誰も共感してくれない…

 

 

 

それどころか

 

『そんな考え方は


すぐ変えたほうがいいよ』

 

と周りから言われたどうでしょうか。

 

 

 

 

”自分には味方はいないんだ…”

 

と思い込んでしまう

 

きっかけにもなるでしょう。

 

 

 

 

さらには

 

思いや考えだけではなく

 

最もダメージが大きいのは

 

自分の存在そのもの

 

受けいれてもらえない時です。

 

 

 

 

たとえば

 

いじめやパワハラによる

 

人格の否定などは

 

まさに存在の否定なのです。

 

 

 

 

これが

 

どれだけ苦しいことかは

 

今さら言うまでもありません。

 

 

 

 

さらに

 

その苦しみを誰かに伝えるのは

 

簡単なことではないので

 

やはり

 

ひとりで抱え込んでしまいます。

 

 

 

 

「この苦しさは

 

誰にも分かってもらえない…」

 

という、大きなやるせなさが

 

より受け入れられない感覚を

 

深めてしまうことになるのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

 

今回は

 

孤独の辛さの本質について

 

お話をさせていただきました。

 

 

 

 

ひとりで過ごす

 

時間や環境だけが

 

孤独の辛さではありません。

 

 

 

 

そこから生まれる

 

受け入れてもらえない感覚

 

人間を苦しめます。

 

 

 

 

だからこそ

 

だれかと一緒に住んでいても

 

”孤独のつらさ”を感じる人も

 

たくさんおられます。

 

 

 

 

とくに

 

自分という存在を

 

受け入れてもらえずに

 

否定されるというのは…

 

 

まさに

 

自分という人間の尊厳を

 

傷つけられることであり

 

とてつもなく苦しいことです。

 

 

 

 

孤独に苦しむときには

 

”ひとりで過ごすことはよくない”

 

という考えだけではなく…

 

 

あなたという人間を

 

受け入れてくれる

 

場所や人を探すことが

 

必要なことなのです。

 

 

 

 

もしかしたら

 

あなたにとって、それが

 

 

病院かもしれないし

 

実家かもしれないし

 

何年も連絡してない旧友かもしれないし

 

SNSの世界なのかもしれないですね。

 

 

 

 

エネルギーを振り絞って

 

そのような人や場所を

 

探すようにしてください。

 

 

 

 

ほかにも

 

孤独でしんどくなる時は

 

だれもが利用できる

 

喫茶店などで過ごすのも

 

おすすめの手法です。

 

 

 

 

そのような場所では

 

店員さんは

 

だれでも分け隔てなく

 

お客さんとしてですが

 

あなたを受け入れてくれる場所だからです。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(大切なお知らせ )=

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