はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

お正月になると

 

TVなどを見る機会も

 

増えましたね。

 

 

 

 

正月の特番で

 

昔の人気番組の再放送などを

 

目にする機会も多かったです。

 

 

 

 

しかし

 

そこには既に

 

亡くなった著名人が

 

映っていることもあり

 

すこし虚しいような

 

懐かしいような気持ちに

 

なってしまいました。

 

 

 

 

振り返ってみると

 

去年2022年だけでも

 

・渡辺徹さん 

・アントニオ猪木さん
・藤子不二雄Aさん
・石原慎太郎さん

 

などの著名人が

 

亡くなっていますよね。

 

 

 

 

おそらく

 

直接の関わりが無いあなたも

 

これらの著名人の訃報を聞いたときは

 

心にぽっかりと

 

大きな穴があいたことでしょう。

 

  


 

とはいえ

 

人間には寿命があるので

 

あなたにとって

 

もっと身近な大切な人が

 

亡くなることもあるわけです。

 

 

 

 

そのときは

 

著名人の訃報よりも

 

悲しみが止まらずに

 

苦しむことになります。

 

 

 

 

そこで今回は

 

大切な人が亡くなった時

 

あなたがその悲しみから

 

立ち直るための3ステップについて

 

お話しさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

言うまでもありませんが

 

現代では

 

不老不死はありません。

 

 

 

 

さらには

 

亡くなった人が

 

蘇るような魔法な薬も

 

存在しません。

 

 

 

 

大切な人がいつか

 

亡くなることを

 

どれだけ悲しくて

 

辛い現実であっても

 

向きあう必要があります。

 

 

 

 

そのときには

 

”もうどうしたらいいか分からない…”

 

 

パニックになって

 

心の折り合いが

 

上手くつけれないものです。

 

 

 

 

そこで

 

最初にやるステップは

 

亡くなった事実を認めることです。

 

 

 

 

何を当たり前のことを

 

言っているのか…


と思うかもしれませんね。

 

 

 

 

しかし

 

大切な人の訃報を聞いたとき

 

何かの間違いであって欲しいし

 

嘘であってほしいのです。

 

 

 

 

もしかしたら

 

明日になれば

 

あなたの目の前に現れて

 

『よぉ!おはよう!』

 

って声をかけてくるんじゃないかとさえ

 

思ってしまうものです。

 

 

 

 

心のどこかで

 

大切な人の死を

 

認められないのです。

 

 

 

 

しかし


とても残念ですが

 

時間をかけてもいいので

 

あの人は

 

もうこの世にはいないことを

 

認めることが必要なのです。

 

 

 

 

2つ目のステップは

 

とことん悲しむことです。

 

 

 

 

悲しい気持ちを

 

無理に抑える必要は

 

まったくありません。

 

 

 

 

もしかしたら

 

『いつまでクヨクヨしているんだ』

 

と周りから

 

言われるかもしれません。

 

 

 

 

しかし

 

そんな言葉に

 

耳を傾けなくても大丈夫です。

 

 

 

 

この悲しみや寂しさは

 

時間とともに右肩さがりに

 

キレイに消失するものではありません。

 

 

 

 

あなたが

 

『だいぶ落ち着いたなぁ…』

 

と感じていたとしても

 

ふとした瞬間に

 

孤独空虚に包み込まれて

 

とても苦しくなってしまいます。

 

 

 

 

そのような時も

 

無理に抑え込んだりせず

 

悲しんでください。

 

 

 

 

ただ

 

悲しむときのポイントは

 

ずっと独りでこの悲しみを

 

抱え込まないことです。

 

 

 

 

家族や友人や先生、主治医など

 

あなたが安心できる相手に

 

素直につたえることで

 

あなたの苦しさを

 

共有するようにしてください。

 

 

 

 

その行為が

 

あなたに相手が

 

繋がっている感覚を生み出し

 

孤独や喪失感を

 

和らげていってくれます。

 

 

 

 

ときには

 

その話を聞いてくれる相手を

 

”故人”に求めても構いません。

 

 

 

 

心のなかで

 

故人とお話しをして

 

つながりを感じるのです。

 

 

 

 

素直に

 

『あなたがいなくなって

 

寂しいし苦しいよ』

 

という思いを伝えて

 

共有するようにしてください。

 

 

 

 

とくに

 

家にある仏壇というのは

 

その会話の窓口の役割を

 

果たしているので

 

うまく活用してください。

 

 

 

 

3つ目のステップは

 

いまの環境に慣れることです。

 

 

 

故人とどれだけ

 

心でつながっても

 

やはり現実には存在しません。

 

 

 

 

生きているときの

 

故人の役割を

 

だれかが代わりに

 

やる必要もあります。

 

 

 

 

たとえば

 

ペットの世話だったり

 

食器の洗い物だったり。

 

 

 

 

逝去してからは

 

急に大切な人がいない環境が

 

スタートすることになります。

 

 

 

 

もしかしたら

 

いつも2人で

 

外を散歩をしていた時間が

 

あなた一人になるかもしれません。

 

 

 

 

その環境にも

 

時間をかけてでも

 

少しずつ慣れていくしかありません。

 

 

 

 

もちろん

 

そのプロセスで

 

ステップ2に戻ることは

 

何度も何度もあります。

 

 

 

 

だからその都度に

 

思いっきり悲しんで

 

周りの人とのつながりを感じて

 

ひとりではないことを

 

意識するようにしてください。

 

 

 

 

いつまでに

 

”吹っ切れないとダメ”

 

というようなルールは

 

世の中に存在しませんから。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

そこで今回は

 

大切な人が亡くなった時

 

あなたがその悲しみから

 

立ち直るための3ステップについて

 

お話しさせていただきました。

 

 

 


1つ目のステップは

亡くなった事実を認める。

 

 


2つ目のステップは
 

とことん悲しむ。

 

 

 

3つ目のステップは

いまの環境に慣れる。


 

 

 

”立ち直る”

 

とは表現しましたが

 

『大切な人がいた時の

 

元気いっぱいなあなた』

 

に戻ることは

 

目標にはしないでください。

 

 

 

 

亡くなってしまった現実は

 

変えることができないので

 

もう、それはありきで

 

生きていくことが求められます。

 

 

 

 

だからこそ

 

いつまでも

 

故人との心のつながりを

 

大切にしてください。

 

 

 

 

それには

 

生前の写真を前にして

 

故人に話かけてもいいし

 

故人が大切にしていたものを

 

ずっとあなだが大切にするのも

 

おすすめの方法ですよ。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

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