はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

さて

 

もう2022年は

 

仕事納めしましたか。

 

 

 

 

そんなあなたこそ

 

年末年始も

 

働いている人への

 

感謝は忘れないように

 

したいですよね。

 

 

 

 

その人がいるからこそ

 

仕事を納めて年末年始を

 

味わえることができます。

 

 

 

 

産業医としては

 

今年も”はたらく人”

 

スポットを当てて

 

活動してきました。

 

 

 

 

しかし

 

残念ながら

 

今年もまた

 

一緒に働く人たちからの

 

攻撃的な言動や行動によって

 

苦しんだ人もいます。

 

 

 

 

一般的に

 

そのようなときの

 

加害者というのは

 

上司や役職を持つ人の

 

イメージがあるかと思います。

 

 

 

 

しかし

 

実はそのような

 

立場のある人ではなく

 

同僚からの攻撃的な態度で

 

苦しめられる人もいました。

 

 

 

 

そこで今回は

 

2つのケースを

 

紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

ます最初にお伝えしたいのは

 

そのような職場で

 

共通していることは…

 

働く人の心に余裕がありません。

 

 

 

 

人員削減など

 

色々な理由によって

 

個々の残業が多かったり

 

とても忙しい毎日で

 

過酷な労働環境になっています。

 

 

 

 

当然ですが

 

そのような環境なので

 

働けば働くほど

 

ストレスが溜まっていきます。

 

 

  

 

ただ

 

残業続きで

 

睡眠時間を削るほどに

 

仕事が忙しいくらいなので

 

まともに就業後や休日に

 

ストレスを解消できる

 

時間も場所もありません。

 

 

 

 

そうなると

 

ストレスを発散する場所が

 

会社の中になるわけです。

 

 

 

 

では

 

そのストレ発散の矛先は

 

どこに向かっていくでしょう。

 

 

 

 

端的にいえば

 

『生産性の低い人』です。

 

 

 

 

会社という営利団体では

 

生産性というのは

 

とても大切な貢献度の指標です。

 

 

 

 

つまり

 

これが低い人というのは

 

会社のなかでは

 

”足を引っ張る人”と

 

認定されやすいのです。

 

 

 

 

『あなたは生産性がひくい』

 

という大義名分を振りかざして

 

加害者からのストレス発散目的で

 

人格を否定するような

 

暴言や暴力などに

 

巻き込まれやすいです。

 

 

 

 

ほんとうに残念な話ですが

 

メンタル不調に限らず

 

治療と就労を両立してる社員

 

どうしても

 

高い生産性を

 

保てないことも多く

 

その攻撃対象になりがちなのです。

 

 

 

 

たしかに

 

この加害者になりえるのは

 

上司や管理職といった立場の人が

 

珍しい話ではありません。

 

 

 

 

しかし

 

同僚からの攻撃も

 

受けてしまいます。

 

 

 

 

その理由として

 

生産性を低いAさんを

 

さげすむことによって

 

『自分はAさんとは違っていて

 

生産性の低くない人です。』

 

というアピールができるからです。

 

 

 

 

 

 

ほかにも

 

同僚から攻撃されるケースが

 

存在します。

 

 

 

 

それはマタハラです。

 

 

マタニティー ハラスメントの略ですね。

 

 

 

これは

 

妊娠や出産、育児などの時

 

会社の制度を利用することを理由に

 

周りから

 

嫌がらせを受けることを意味します。

 

 

 

 

ここにも

 

『生産性』というキーワードが

 

潜んでいます。

 

 

 

 

当然のように

 

産休や育休のように

 

休みだけではなく

 

対応できる業務内容や時間にも

 

制限が出てしまいます。

 

 

 

 

フルタイムで働いていたときより

 

”生産性”が落ちるので

 

攻撃対象になってしまいます。

 

 

 

 

しわ寄せがくる同僚から

 

『妊婦さんはいいわね~』

 

などのネガティブな言動が

 

目立ってくるのが特徴です。

 

 

 

 

とくに育休や産休では

 

しばらくして会社への復帰も

 

十分に考えられるため

 

その期間だけでも

 

助っ人の補充をしない会社もあり

 

かなり忙しくなって

 

過酷な職場環境になってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

今回は

 

職場で同僚から

 

攻撃対象になってしまう人は

 

どのような人かを

 

お話しさせていただきました。

 

 

 

 

言うまでもなく

 

どのような理由でも

 

生産性が落ちていても

 

その相手の人格などを

 

攻撃する理由にはなりません。

 

 

 

 

身勝手な

 

ストレス発散の目的なんて

 

言語道断なのです。

 

 

 

 

そもそも

 

その背景に従業員が

 

心に余裕がもてない

 

過酷な職場環境がないかを

 

見直さなければいけません。

 

 

 

 

職場というのは

 

色々な”個人”が働いている場所という

 

とても当たり前のことを

 

個々が認識しなければいけません。

 

 

 

 

もちろん

 

自分とまったく同じ

 

能力の人なんて

 

この世に存在しません。

 

 

 

 

しかし

 

あまりに心に余裕がないと

 

『あいつも自分と

 

同じように働けないなんて

 

おかしいことだ!!』

 

という歪んだ考えに支配されます。

 

 

 

 

その結果として

 

相手の人格を攻撃するような

 

まちがった行動につながるので

 

十分に注意が必要なのです。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

=(大切なお知らせ )=

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