はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

最近かなり暑いですね。

 

 

 

『今日は35℃くらいあるやろ!!』

 

って思って


外にある温度計をみると

 

『32℃』

 

 

 

 

『この暑さで32℃かよ…』

 

みたいに ガックリすることも


よくあります。

 

 

 

 

産業医という職業柄は

 

高層ビルの乱立する

 

コンクリートジャングルに行くことも


それなりに多いので

 

地面からの照り返しが強くて

 

より暑く感じているのでしょうかね。

 

 

 

 

さて

 

今日は少し普段とは

 

ちょっと違うテイストの

 

お話しをしたいと思います。

 

 

 

 

とくに

 

”答えのない”話なので

 

グダグダとなってしまったら

 

それはごめんなさいね。

 



 

 

 

最近は

 

朝の満員電車が

 

少し空いた感じがするなと思ったら

 

学生さんは夏休みなんですよね。

 

 

 

 

受験生にとったら

 

『夏は受験の天王山!』

 

なんていいますから

 

夏季講習とかはありそうですね。

 

 

 

 

そこで

 

つい先日の話ですが

 

産業医で訪問している会社の

 

50代の男性従業員から

 

『先生って、高校は進学校?』

 

って聞かれました。

 

 

 

 

その答えは

 

どーでもいいのですが

 

今さらながら『進学校』って

 

かなり奇妙な名称だと感じましたね。




文字通りでいうなら

就職する学生よりも

 

進学する学生が多い学校なら

 

『進学校』って括りになりそうですね。

 

 

 

 

ただ

 

世間的には

 

『進学校』といえば

 

そのような意味ではないですね。

 

 



俗にいう

 

難関校に進学する者が多くないと

 

”進学校と名乗ってはいけない”

 

と言わんばかりの

 

空気感がありますよね。

 

 

 

 

そう考えると

 

かなり奇妙な言葉ですね。

 

 

 

 

そして

 

その”進学校”にいけば

 

難関大学に進みやすいし

 

ゆくゆくは有名企業なんかに

 

進みやすいって思われますよね。

 

 

 

 

一言でまとめるなら

 

”進学校らしい”進路

 

というものでしょうか。

 

 

 

 

それに進学校に通って

 

難関大学に進んでいけば

 

『人生の選択肢が増える』

 

って言われますよね。

 

 

 

あれって本当なのでしょうか。

 

 

 

 

進学校にいっても

 

強烈な”進学校らしさ”

 

求められてしまいませんか。

 

 

 

 

その進学校らしさに縛られると


選択肢が増えるってのは

 

ただしい表現ではなさそうです。

 

 

 

 

たとえば

 

典型的な進学校で

 

クラスの大多数人が

 

難関大学を目指すような学校なら

 

『美容師になるために


専門学校にいきます!』

 

とは言いだしにくいですよね。





それは


”進学校らしい”進路


ではないからですね。





『せっかく

 

この学校まできたのに

 

周りをガッカリさせるかも…』

 

って思ってしまいそうですね。

 




多感な時期である本人が


どこまで空気を読まずに


それを言い出せるでしょうか。


 

 

 

もちろん


本人の意思なので

 

周りは尊重するでしょうが

 

親や先生の内心はどうでしょうか。




 

いまは社会的にも

 

『女性らしさ』や『男らしさ』という

 

『○○らしさ』というラベリング

 

やめましょうというジェンダー論が

 

かなり広まってきています。

 

 

 

 

その延長線に

 

”進学校らしさ”


というラベリングも外れてきたら

 

のびのびと進路を決めることが

 

できる子供も


増えるのではないでしょうか。

 

 


  

今回はひさびさに


”進学校”という単語を聞いて

 

違和感を持ってしまったので

 

そのあたりのお話しを


させていただきました。

 

 

 


人間は

 

自分の知らないモノや人を

 

ラベリングしたりカテゴライズすることで

 

その対象を理解できたような


安心感をえることができます。

 

 


 

おそらく

 

それは私自身も無意識に

 

やってしまっていると思います。

 

 


 

しかし

 

『○○らしさ』ってラベリング

 

実は苦しんでいる人がいることを

 

頭に入れておかなとダメですよね。

 

 


 

今回は

 

久々にきいた”進学校”って単語から

 

色々なことを考えましたが

 

みなさんはいかがでしょうか ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

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