はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

最近のTVニュースでは

 

晩婚化や離婚率の上昇など

 

”将来の孤独”という点についても

 

とりあげられることが


かなり増えてきました。

 

 

 

 

独身男性の平均寿命は

 

結婚している男性より短いという

 

データをはじめとして

 

メディアが”孤独”というものを

 

取り上げるときは

 

ネガティブな方向が多いですね。

 

 

 

 

なので

 

『孤独だと問題ですよ』

 

というようなスタンスで

 

話しが進んでいきやすいですね。

 

 

 

 

実際に

 

精神的な孤独というのは

 

とてもダメージを受けますし

 

ネガティブな側面があるのも

 

事実といえるでしょう。

 

 

 

 

しかし実際には

 

ネガティブな側面だけでは

 

ありません。

 

 

 

 

そもそも

 

孤独というには

 

2種類の孤独があります。

 

 

 

 

そこで今回は

 

その2種類の孤独をしったうえで

 

孤独よりももっと問題になることは

 

何なのかについて

 

お話しさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

まず結論からお話しすると

 

孤独には

 

・希望する孤独

 

・希望しない孤独

 

の2種類の孤独が存在します。

 

 

 

おそらく


『孤独』ときいて

 

あなたが思いつくのは

 

”希望しない孤独”

 

のケースだと思います。

 

 

 

 

しかし

 

世の中には

 

希望する孤独もあります。

 

 

 

 

実はこれは

 

とても贅沢な孤独であり

 

この質をどこまで高められるかが

 

自分の幸せも関わってきます。

 

 

 

 

極端なことをいえば

 

出来るかぎり自分1人の力で

 

生きていくことを


決めている人です。

 

 

 

 

他人に干渉されずに

 

自分のペースで

 

物事を判断したり選択できるので

 

ストレスはグッと減りますね。


 

 

 

ただし

 

寂しさが常に0とは

 

いかないでしょう。

 

 

 

 

だからこそ

 

その寂しさを解消できるような

 

人には頼らない

 

自分なりの選択肢をもちながら

 

心を癒していく力も必要です。

 

 

 

 

家族や会社などの

 

リアルな人間関係のつながりもあるので

 

実現は不可能であったとしても

 

心の奥底ではできるなら

 

希望する孤独をもっと増やしたい人も

 

多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

なので

 

『孤独が絶対にダメなこと』

 

ではないのは確かなのです。

 

 

 

 

しかし

 

その一方で

 

希望しない孤独

 

存在するのも事実です。

 

 

 

これの

 

一番分かりやすケースは

 

排除されて生まれる孤独です。

 

 

 

 

たとえば

 

あるコミュニティのなかで

 

除け者のように扱われて

 

孤独になってしまうケースがあります。

 

 

 

 

想像するだけでも

 

つらい話ですよね。

 

 

 

 

他にも

 

いじめのように

 

物理的に排除をされなくても

 

自分自身が集団になじめずに

 

浮いてしまった結果として

 

希望しない孤独になることもあります。

 

 

 

 

とくに

 

この集団が会社や家族だと

 

簡単には抜け出せずに

 

かなりのストレスになるのは

 

言うまでもないでしょう。

 

 

 

 

最初にお話したような


メディアで取り上げられる

 

ネガティブな孤独というのは

 

この希望しない孤独なのです。

 

 

 

 

ただ

 

この”希望しない孤独”には

 

注意もあって

 

『コミュニティから


排除されてなかったり

 

浮いている様子がなかったら

 

孤独ではないよね』

 

という論調になりがちなのです。

 

 

 

 

たとえば

 

パッと見たときに


あなたが多くの人と


楽しそうに過ごしていたら

 

『あの人は、その場に馴染めているし

 

ぜんぜん孤独ではないよね』

 

と思われやすいのです。

 

 

 

 

結局のところ

 

孤独かどうかというのは

 

周りに人がいるかという

 

表面的なことは判断材料にならず

 

当事者の心の内側として

 

どうなのかが大切なのです。

 

 

 

 

周りには

 

たくさんの人がいるのに

 

ぼんやりと孤独を感じて

 

1人になった時には

 

はっきりと孤独を感じる人もいます。

 

 

 

 

そのような人は

 

たくさんの人に囲まれて

 

ワイワイと過ごしていても

 

その孤独感を解消できません。

 

 

 

 

人が集まれば集まるほど

 

ボンヤリとした孤独感が際立ち

 

余計につらくなってくるという

 

逆転現象までおこりえます。

 

 

 

 

この心の孤独感は

 

どれだけ周りに人がいようとも

 

満たされない空虚な気持ちなのです。

 

 

 

 

満たされない原因は

 

承認欲求かもしれませんし

 

猜疑心かもしれないし

 

プライドの高さかもしれないし

 

自信のなさかもしないし

 

人によって異なってきます。

 

 

 

 

 

 

とくに最近は

 

SNSが発展したことで

 

フォローやフォロワー数によって

 

その人がつながっている人数を

 

外から把握しやすくなりました。

 

 

 

 

そうなると

 

『え、フォロワー少なくない?』

 

というように

 

その数だけをみて

 

孤独な人かどうかと判断する人まで

 

出てくるようになってきました。

 

 

 

 

言うまでもなく

 

SNSに表示されるのは

 

単なる”数”であって

 

人間と人間のつながりの”質”は

 

まったく見えてきません。

 

 

 

 

どれだけ数がおおくても

 

孤独を感じる人もいるし

 

その逆も十分にありえるのです。

 

 

 

 

結局のことろ

 

自分の生活や人生の評価を

 

周りとの関わりの”数”で評価せず

 

自分の心の声に耳を傾けて

 

充実しているのかどうかを

 

”質”で判断する必要があるのです。

 

 

 

 

世の中には

 

SNS上でのフォロワーの数で

 

自分が孤独な人間かを悩む人は

 

そこまで多くないにしても

 

 

周りと比較して

 

旅行や外出している回数

 

一緒に遊びに行く人の数

 

持っているモノがどれだけ高額かなどで

 

自分の生活の質を評価してしまう人は

 

まだまだたくさんおられます。

 

 

 

 

それこそが

 

満たされたない空虚感を

 

広げてしまうことになって…

 

1人で過ごしていようが

 

多くの人と過ごしていようが

 

孤独を感じて苦しんでしまうのです。

 

 

 

 

たとえ

 

数は多くなくても

 

自分のペースで

 

自分の望む人とつながるという

 

希望する孤独を増やしていくこと

 

自然と、人生の質が高まり

 

不思議と孤独を感じにくくなるのです。

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

=(超・超・超・大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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