はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

突然ですが

 

あなたは

 

『自分には二面性がある…』

 

と感じたことはありませんか。

 

 

 

 

ときには

 

その考えがエスカレートして

 

『私、多重人格なんです…』

 

『私、躁うつ病かもしれません…』

 

というような相談を

 

病院でされる人もおられます。

 

 

 

 

たとえば

 

『自分は、大概のことは

 

大目に見ることができる優しさがある』

 

と、思っていても…

 

『ちょっとしたことですぐイライラしてしまう』

 

というようなことがあるかも知れません。

 

 

 

 

ほかにも

 

『みんなが見てる前では

 

真面目に頑張るタイプ』

 

と、思っていても…

 

『誰も見てなかったりすると

 

すぐに手を抜いてダラダラしてしまう』

 

というようなことはありませんか。

 

 

 

 

時と場合によって

 

正反対な気持ちや考え

 

心のなかで出たり入ったりしますよね。

 

 

 

 

このようなことに

 

ふと気がついた時は

 

”本当の自分”

 

一体、どっちなんだろうと

 

考えこんでしまうものです。

 

 

 

 

そこで今回は

 

心のなかに

 

正反対な自分がいることについて

 

お話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

まず結論からいえば

 

正反対ともいえるような二面性は

 

だれもが持ち合わせています。

 

 

 

 

そもそも二面性どころか

 

時と場合によっては

 

たくさんの側面が存在しているのが

 

人間という動物なのです。

 

 

 

 

そのなかでも

 

あなたの心のなかでも

 

大きな存在になりがちな

 

”とある側面”があります。

 

 

 

 

それは

 

幼少期から教えられてきた

 

『理想の姿』という側面なのです。

 

 

 

 

たとえば

 

さきほど例にあげた

 

『みんなが見てる前では

 

真面目に頑張るタイプ』

 

は、それに当てはまるかもしれません。

 

 

 

 

もちろん

 

あなたが疲れているときなど

 

そう一筋縄ではいかない時も

 

やっぱりありますよね。

 

 

 

 

それらの自分で納得しながら

 

上手くできなかったことろは

 

目をつぶったりして

 

自分なりに折り合いつけながら

 

”自分自身の側面”と向き合っていきます。

 

 

 

 

しかし

 

あなたが幼少期に

 

親や教師などの大人から

 

『理想の姿でいることの大切さ』

 

を、強く強くたたき込まれると

 

その意識は大人になっても

 

残りつづけます。

 

 

 

 

そのために

 

『誰も見てなかったりすると

 

すぐに手を抜いてダラダラしてしまう』

 

というような

 

『理想の自分』とは正反対な姿に

 

罪悪感をかかえてしまったり

 

自分に自信を持てなかったりします。

 

 

 

 

どの側面であっても

 

全てがあなた自身のものであり

 

良いとか悪いとかは一切ありません。

 

 

 

 

だからこそ

 

『誰も見てなかったりすると

 

すぐに手を抜いてダラダラしてしまう』

 

のような姿も

 

受け入れてあげてください。

 

 

 

 

しかし

 

理想の姿への意識がつよいと

 

すぐには

 

そのようなネガティブな側面を

 

受け入れられないかと思います。

 

 

 

 

では

 

どのようにして

 

それを受け入れることが

 

できるのでしょうか。

 

 

 

 

たしかに

 

開き直ってしまって

 

『たしかに、人間そんなものだよね~』

 

と、パッと道が開けたかのように

 

すぐに受け入れられる人もいます。

 

 

 

 

しかし

 

急にそれが出来なさそうなら

 

少しずつで構わないので

 

あなたのネガティブな側面を

 

外に出すようにしていきましょう。

 

 

 

 

最初は

 

少し緊張や不安が

 

あるかもしれませんが

 

だれかに伝えることを目標としてください。

 

 

 

その前段階として

 

自分のネガティブだと感じる側面を

 

ノートに書き出す方法でも

 

まったく問題ありません。

 

 

 

 

ただ、最終的には

 

次のような具合に

 

だれかに向けて表現できる

 

”それも自分自身なんだ”と

 

自信をもって受け入れられます。

 

 

 

 

『だれも見てなかったら

 

サボりたくなりませんかぁ。』

 

 

『たまに、あの人の話し方に

 

イラっとしてしまうんですよね。』

 

 

 

 

ここでの

 

他人の評価などは

 

一切関係ありません。

 

 

 

 

どのような評価をされようとも

 

その一面をふくめて

 

あなた自身なのだから

 

どれだけ醜く側面でも、ズルい側面でも

 

正面から肯定してあげてください。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

今回は

 

心のなかに

 

正反対な自分がいることについて

 

お話しさせていただきました。

 

 

 

 

まず自分のなかには

 

いろいろな側面があることを

 

知ってあげてください。

 

 

 

 

自分では

 

受け入れたくないような

 

ネガティブな自分自身も

 

あなた自身なのだから

 

けっして否定しないであげてください。

 

 

 

 

最初は

 

その側面と向きあうのには

 

勇気がいるかもしれません。

 

 

 

 

ただ

 

ずっと心の奥底に

 

抑え込んでしまうのも

 

とても苦しいことになります。

 

 

 

 

『自分にはこんな側面があって…』

 

というような内容を

 

少しずつでいいので

 

他人に向けて伝えてみてください。

 

 

 

 

あなたが思ったよりも

 

ネガティブな反応は

 

返ってきませんよ。

 

 

 

 

それどころか

 

『それ、わかる!』

 

『それ、私もある!』

 

のように共感されることだって

 

十分にあるとことです。

 

 

 

 

どんな自分自身であっても

 

肯定的に

 

あなたが見守ってあげて

 

愛してあげてくださいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

=(超・超・超・大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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