はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

2022年4月から


パワハラ防止法

 

全ての企業に


適応されることになりました。

 

 

 

 

これによって

 

少しでもハラスメントが


減ることを願いますが

 

現場ではどう変わっていくのでしょうか。

 

 

 

 

ハラスメントには

 

分かりやすく表現すると

 

被害者と加害者がいます。

 

 

 

 

被害者になってしまった時は

 

心身に大きな傷を負ってしまい

 

残念なから


その後の人生が


狂ってしまうこともありえます。

 

 

 

 

もちろん

 

この世からハラスメントを

 

根絶することが必要なのです。

 

 

 

 

しかし

 

万が一起こってしまった時に

 

早い段階で見つけて

 

止めさせる視線も必要になってきます。

 

 

 

 

そのような

 

早期発見に力になるのが

 

傍観者の力なのです。

 

 

 

 

そこで今回は

 

ハラスメントの傍観者について

 

お話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

傍観者という単語には

 

『ただ見てるだけで何もしなった人』

 

というネガティブな意味が


含まれているでしょう。

 

 

 

 

たしかに

 

実際にそうかもしれませんが

 

『何もできなかった人』も

 

かなりの数で存在するはずです。

 

 

 

 

というのも

 

そのハラスメントの現場に

 

もし首をつっこんでしまうと

 

次は自分がターゲットにされるリスクがあり

 

二の足を踏むのもよく分かります。

 

 

 

 

これは

 

学校の教室で起こる

 

いじめ問題でも同じ構図ですね。

 

 

 

 

ただ

 

この傍観者が積極的に動くことで

 

被害者の傷が浅いうちに

 

救出できる可能性があるのです。

 

 

 

 

だからと言って

 

傍観者に対して『勇気をだせ!』

 

というだけでは

 

なかなか話は進みません。

 

 

 

 

何よりも必要になるのは

 

傍観者としての安心と安全なのです。

 

 

 

 

もしもハラスメント問題に

 

自分自身が関わっても

 

自分に嫌がらせの矛先が向かないような

 

心理的な安心と安全が必要です。

 

 

 

 

では

 

職場としたら

 

その安心や安全を

 

どのように作ればいいのでしょうか。

 

 

 

 

それは

 

やはり上に立つ者の

 

本気の覚悟が必要不可欠です。

 

 

 

 

絶対に被害者を守ることを約束し

 

加害者に対する罰則は

 

会社の貢献度に一切忖度なく

 

懲罰を与える宣言なのです。

 

 

 

 

たしかに

 

今回のパワハラ防止法によって

 

就業規則に『パワハラはだめですよ』の

 

文言を追記することが必要になりました。

 

 

 

 

しかし

 

このような文章だけでは

 

ほぼ効果はありません。

 

 

 

 

それよりも

 

トップからの力強い

 

ハラスメント根絶に対する宣言を

 

生の声で聞きたいのです。

 

 

 

 

いっぱしの大人なら

 

その声から

 

どれくらの本気度かが伝わります。

 

 

 

 

その本気度が強ければ強い程

 

傍観者が一歩踏み出す

 

勇気に変わっていくのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

今回は

 

ハラスメントの傍観者について

 

お話しさせていただきました。

 

 

 

 

ハラスメントを

 

最小限に食い止めるには

 

『被害者が声を上げやすくするためには』

 

という視点で考えることも大切です。

 

 

 

 

しかし

 

被害者は思考回路が麻痺して

 

『自分も悪いところがあるかも…』

 

のように考えてしまって

 

なかなか声をあげることができません。

 

 

 

 

そこで

 

傍観者を味方につけることで

 

被害者からの声を待つよりは

 

より冷静で早い介入が可能になります。

 

 

 

 

そのためには

 

上に立つ者の本気の覚悟を

 

皆に伝えることなのです。

 

 

 

 

それが

 

就業規則上に書かれている

 

”文章”だけではとても弱いです。

 

 

 

 

私のとある訪問先の話ですが

 

『必ず一人一人を守ります。

 

だから、みんなの力を貸して下さい。』

 

と言って、頭を下げたトップがいました。

 

 

 

 

さらに

 

直接、報告できない人に向けて

 

匿名可能な内部通報の連絡先

 

案内したりされていました。

 

 

 

 

これだけでも

 

ひとりひとりの従業員を

 

何もしない傍観者にしてしまう可能性を

 

減らしたのではないでしょうか。

 

 

 

 

ハラスメントを根絶のために

 

引き続き、このブログでは

 

そのあたりのテーマを

 

取り上げていきたいと思います。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(超・超・超・大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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