はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

産業医としても精神科医としても

 

仕事柄、人の悩みを聞くことが多いですが

 

やはり人間関係の悩みはつきないですね。

 

 

 

 

たしかに

 

『苦手な特定の人とどのように

 

距離をとればいいか分からない』

 

という悩みは少なくありません。

 

 

 

 

しかし、なかには

 

『自分が仲良くなりたいのに

 

なぜか上手くいかない…』

 

と、悩んでしまう人もいます。

 

 

 

 

これは

 

リアルな社会だけではなく

 

ネット上のSNSなどの付き合い方でも

 

よく聞かれるお話だったりします。

 

 

 

 

たとえば


次のような話は

 

あなたの周りでも


良く耳にするでしょう。

 

 

 

『今まで仲良くしてたと思ったのに

 

急にブロックされてショックです…』

 

 

『仲良くして欲しいのに

 

既読スルーばかりで全然反応がない…』

 

 

 

 

そもそも、忘れがちなのは

 

人間関係は時と場合によって

 

変えてもいいということですよね。

 

 

 

 

あまりに近づきすぎて

 

あなたの心地が悪くなってきたら

 

あなたから離れても大丈夫です。

 

 

 

 

その一方で

 

あなたが近づいた時に

 

相手が嫌がっているならば

 

きっちり離れる必要もあります。

 

 

 

 

では、なぜあなたは

 

良かれと思って距離を縮めているのに

 

相手が離れていってしまうのでしょう。

 

 

 

 

そこで、今回は

 

距離感を間違えて

 

相手から離れられてしまう人は

 

どのようなことに


注意すればよいかについて

 

お話をさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

おそらく

 

あなたが生きている中で

 

リアルでもネット上でも

 

『この人と息が合いそうだなぁ』

 

と感じることもあるでしょう。

 

 

 

 

そのような時には、自然と

 

『あの人に好かれたいなぁ』

 

『仲良くして欲しいなぁ』

 

という気持ちになるからこそ

 

距離感を縮めたくなるでしょう。

 

 

 

 

しかし、

 

注意が必要なのは

 

『好かれたいなぁ』や


『仲良くして欲しいなぁ』は

 

自己都合だけの姿勢

 

なっていることは忘れてはいけません。

 

 

 

 

つまり

 

つい自分本位な考えだけで

 

良かれと思った振る舞いで

 

相手に近づいてしまいます。

 

 

 

 

しかし、大原則として

 

人に心を許して


距離を縮めるプロセスには

 

相手の立場にたって

 

あなたが相手の求めることを考え

 

『与えること』から始める


必要があります。

 

 

 

 

『好かれたいなぁ』や

 

『仲良くして欲しいなぁ』とは

 

自分が”与えて欲しい”という気持ちなので

 

その前に、相手に与えることが大切です。

 

 

 

 

ただし

 

その『与える』という対象物は

 

物品や金銭ではありません。

 

 

 

 

そもそも

 

距離感が遠いような人から

 

そのようなものを与えられても

 

素直に受け取れる人はいないでしょう。

 

 

 

 

それよりも、もっと些細な

 

本人が喜びそうなことであったり

 

求めているような声かけだったりです。

 

 

 

 

もちろん、相手としては

 

元気よく挨拶したり

 

フレンドリーに話かけて欲しいと

 

思っている人もいるかも知れません。

 

 

 

 

しかし、もしかしたら

 

『声をかけずにそっとしてて欲しい』

 

を求めている時だってあるハズです。

 

 

 

 

あなたが

 

そこに気がつかすに

 

ズカズカと元気にいっぱいに振舞っても

 

結局、それでは距離は縮まりません。

 

 

 

 

何よりも大切なことは

 

相手に何かを与えている時は

 

決して見返りを求めてはいけません。

 

 

 

 

これだけ

 

『こっちがフレンドリーに接しているのに

 

なんで愛想が悪い対応しかしないんだよ!』

 

のように怒りを覚えるのはNGです。

 

 

 

 

このように


怒りを感じている時点で

 

実は、あなた自身が

 

相手軸で振り回されているのです。

 

 

 

 

あくまでも

 

自分軸で相手に与えること


がポイントになります。

 

 

 

 

自分軸で相手に与えていると

 

与える行為をすること自体に

 

嬉しくなったり、心が温まり

 

心が満たされるはずなのです。

 

 

 

 

もちろん、相手が

 

あなたが期待した反応をしなくても

 

それは怒りになるのではなく

 

学びになっていくはずです。

 

 

 

 

その学びを得て

 

それでも相手と距離を縮める目的を

 

どのようにすればよいか

 

改めて考えたら構いません。

 

 

 

 

そのプロセスを踏まずして

 

相手が自分の期待通りになるまで

 

何度も何度も同じように振舞っていれば

 

結局、相手との距離は


どんどん遠くなっていくばかりです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

あなたも特定の誰かと

 

仲良くなりたいと思うことは

 

あるのではないでしょうか。

 

 

 

 

しかし、世の中には

 

そのように考えていても

 

距離感を間違えて

 

相手から離れられてしまう人も

 

少なくありません。

 

 

 

 

そのような時には

 

いきなり自分本位で

 

距離を縮めようとしてはいけません。

 

 

 

 

まずは、相手の立場になって

 

相手が求めていることを察知して

 

それを与える必要あります。

 

 

 

それは

 

決して物品や金品ではなく

 

時間や信頼であることもよくあります。

 

 

 

 

そのような時は

 

相手との距離を縮めるのに

 

時間がかかるでしょう。

 

 

 

ただ、その時間をあなたが

 

『我慢だ…我慢だ…』と考えてしまうと

 

とてもストレスになってしまいます。

 

 

 

 

そのよう時は

 

”我慢”と捉えるよりは

 

『相手の心の準備ができるまで待とう』

 

『まずは信頼してもらえるように頑張ろう』

 

くらいに前向きな気持ちの方が

 

ゆっくりと適切なスピードで

 

距離を縮めることができますね。

 

 

 

 

では、これからも

 

相手との距離感を測っていく時には

 

相手が何を求めているかを

 

相手の立場に立って考えるプロセス

 

大切にしてくださいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

 

=(大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

 ⇓ ⇓ ⇓ ⇓

 

2021年9月19日、新刊を出版します!

 

『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』

 

 

現在、下記のネットショップで絶賛予約中!

 

①Amazon

②楽天