はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

普段からこのブログでは

 

幼少期の親子関係によっては

 

子どもの心に深い傷を残す可能性があることを

 

お伝えさせて頂いています。

 

 

 

 

ただ、その親子関係は

 

幼少期の間で終わるのではなく

 

あなたが成人になってからも

 

続いてるケースが少なくありません。

 

 

 

 

あなたとしては

 

その関係を辞めたいと思いつつも

 

それがなかなか出来ずに

 

困っているのではないでしょうか。

 

 

 

 

そこで、今回は

 

そのような人に向けて

 

お伝えしたいことを

 

記事にさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

とくに、日本においては

 

家族というものに対する意識や結びつきが

 

かなり強いように感じます。

 

 

 

 

たしかに

 

家族といえば幸せのシンボルでもあり

 

1つ屋根の下で談笑しながら

 

みんな仲良く安心・安全を基盤にして暮らすのが

 

理想といわれるかもしれません。

 

 

 

 

しかし、残念ながら

 

この世の中では

 

そのような理想の家族ばかりではありません。

 

 

 

 

たとえば

 

機能不全家族といわれる家族もあり

 

そこには、安心や安全が存在しません。

 

 

 


具体的には

 

父親がアルコール依存症で

 

何とか仕事は出来ていたとしても

 

帰宅するやいなや、大量にお酒を飲みます。

 

 

 

 

それだけでなく、だんだん酔ってきて

 

自分の理性をコントロールできず

 

母親や子供に暴言や暴力を振るうのです。




つまり、DVや虐待が日常茶飯事なのです。




被害の大小を考慮しなければ

 

このような家庭は、まだまだ潜在的に

 

多数存在することを知ってほしいです。




そのような家族の中で

 

あなたが育つと、毎日が壮絶な体験の連続で

 

当然、心に深い傷が残ってしまいます。




まだまだ小さい子供であれば

 

経済的な問題点もあるので

 

その家から逃げだ出すハードルは高いです。

 

 

 

 

では、ある程度成人になれば

 

ほとんどの人が逃げ出すのでしょうか。

 

 

 

 

結果はNOです。

 

 

 

あなたは多かれ少なかれ

 

家族というものに運命共同体を感じます。

 

 

 

 

あなたが成人になって自立しても

 

母や妹を見捨ててまで逃げることに

 

大きな抵抗を感じてしまうのです。




たしかに、家族といえば

 

血縁関係と表現されるように

血のつながりのある人同士であり

 

運命共同体のニュアンスを高めます。




しかし、一歩引いて見てみると

 

家族とは、自分以外の他人が集まって

 

生活しているコミュニティの1つだと

 

捉えることもできます。




とくに

 

家族関係で悩んでいる人は

それくらいに冷ややかな目で

 

捉えるくらいがちょうどいいのです。

 

 

 


あまりに家族を特別視しすぎると

 

どこまでも自分らしさを抑え込んで

 

自分の気持ちや考えよりも

 

家族の誰かの気持ちを優先させて

 

生きていかなければいけなくなります。

 

 

 

本当は、もっともっとあなたは

 

家族という繋がりから

 

自由になれるはずなのです。

 

 

 

 

 

 

世の中には

 

愛情にあふれたあたたかい家庭で

 

育てられる人もいるし

 

日常的に虐待されるような家庭で

 

育てられる人もあります。

 

 

 

 

そのような意味で、生まれた時から

 

私たちは育ててもらえる家族を

 

自分で選ぶことはできません。

 

 

 

 

しかし、大人になってから

 

その家族というものと

 

どれくらいの濃度で関わっていくかは

 

自分で決めることができます。

 




だから、まずはあなたの中で

 

その関わりの濃度を変えることに

 

どうか罪悪感を感じないでください。




たしかに、幼少期は

 

家族と関わる濃度か濃かったでしょう。




しかし、大人になってからも

 

同じような濃度で

 

関わらなければいけない規則はありません。




どちらかといえば

 

世間的に見ても

大人になるにつれて

 

その関わりの濃度が薄くなる方が

 

一般的なのではないでしょうか。




子どもの時の辛かった関係性を


大人になってからも続ける理由は

 

何1つありません。




”嫌な関係”だと感じているなら

どんどん距離をとる意識を

 

高めていきましょう。




つい、弟や妹のように

 

あなたよりも家族内で立場の弱い相手に

 

同情してしまう時もあるでしょうが

 

まずは、あなた自身が健康で幸せでないと

 

周りの人を救うのは困難なことです。




そして、どうしても

 

その家族と距離をとれない時こそ

コミュニケーションをとりましょう。




幼少期から親が

 

あなたをコントロールしているなら

親としては、今さらあなたの立場になって

 

物事を考えるプロセスを踏みません。




つまり、あなたが

 

『これだけ、辛く悲しんでいるなんて

 

言わなくても分かるでしょう…』

 

と思っていても、全く伝わっていないのです。




つまり

 

【言わなければ分からない親】

 

であることを大前提として

 

念頭に置いておいてください。




しかし、残念なことですが

 

親が何かしらの疾患などの背景を抱えており

 

【言っても分からない親】

 

の可能性があるも事実です。

 

 

 

 

もう、そうなってくると

 

覚悟を決めて、逃げ出すか

 

関わりの濃度を減らすしかありません。

 




まずは、家ではない場所で

 

あなたが安心・安全と思える場所

 

作るように努力してみましょう。

 

 

 

 

それが職場だと思える人もいれば

 

趣味の集まりの場所であったり

 

作業所やデイケアセンターだったり

 

人それぞれです。

 




忘れないで欲しいのは

自分自身が幸せになる優先度は

 

あなたが思っているよりも

 

はるかに高いものです。

 

 

 

 

もしも、あなたの家族が

 

その幸せの足かせになっているなら

 

今より、関わりの濃度を減らしてみてください。

 

 

 

 

自分の幸せは、自分ファーストで

 

自分で追い求めてください ^^

 

 

 

  

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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