はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

だれでも

 

トラウマレベルではなくても

 

思い出したくない過去

 

1つや2つは

 

あるのではないでしょうか。

 

 

 

 

ただ

 

思い出したくない…と思えるのは

 

なかなか忘れない証拠でもありますよね。

 

 

 

 

その過去に対しては

 

『なんであんなことしたんだろう…』

 

『もう二度と同じ思いはしたくない…』

 

のように後悔したり辛い気持ちを

 

抱えていたりすることでしょう。

 

 

 

 

もちろん、望んでもないのに

 

その記憶が、ふとした時に

 

頭をよぎることもあります。

 

 

 

 

さらには

 

同年代でキラキラと

 

活躍している人をみると

 

『自分は何をやっていたんだろう…』

 

と、落ち込むこともあるかもしれません。

 

 

 

 

この記憶を呼び起こすのは

 

不可抗力でもあるので

 

ある意味、仕方ないのです。

 

 

 

 

とはいっても

 

それで、気持ちが

 

落ち込む時間が長くなるのは

 

決して健全ではありませんね。

 

 

 

 

そこで、今回は

 

過去に対してモヤモヤとする気持ちを

 

少しでも昇華させるために

 

どのように向き合っていけばよいかについて

 

お話させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

おそらく

 

あなたも今までに

 

『過去は変えられない』

 

と、聞いたことがありますよね。

 

 

 


たしかに

 

あなたの身に起こった出来事は

 

変えることはできないでしょう。

 

 

 

 

しかし

 

その出来事への

 

捉え方は変えることができます。

 

 

 

 

この捉え方を変えることで

 

心のモヤモヤを

 

解消することができるのです。

 

 

 

 

モヤモヤしている時は

 

その経験に対しては

 

『最悪だった…』という感覚しかないでしょう。

 

 

 

 

その状態から

 

その捉え方を変えることが

 

本当にできるのか…

 

信じられないかもしれません。

 

 

 


しかし、実は…

 

過去の後悔していることや

 

辛かった経験というのは

 

人生を変えるキッカケになることが

 

往々にしてあります。

 




たとえば、私は仕事上

 

心理士やカウンセラーさんと

 

話をする機会も多いです。

 

 

 

 

そこで、その人たちに

 

心を扱う仕事を選んだ経緯を聞くと

実は過去に、自分自身が

 

精神的な辛い経験があり

 

カウンセラーさんに救われた人も多いのです。




他にも、患者さんのAさんは

 

もともと仕事人間であって

 

家庭をかえりみずに

 

身を粉にして働いていました。

 

 

 

 

その結果

 

メンタルヘルス不調に陥り

 

自宅療養することになり

 

家族と向き合う時間が増えました。

 

 

 

 

そこで、はじめて

 

家族との時間の大切さに気づき

 

仕事よりも家族と穏やかに過ごすことに

 

幸せを見出すことができるようになりました。

 

 

 

 

それからは、病状が回復して

 

職場復帰したあとでも

 

いつも家族ファーストの考えになり

 

大きく働き方を変えたのです。

 




もちろん

 

今あげた人達にとっては

 

どれも過去の辛い経験だったし

 

もう二度としたくない経験だと思います。

 

 

 

 

しかし

 

その経験があったからこそ

 

今はまた、違う考え方をもつこが

 

出来ている側面もあります。




すると、その過去には

 

『最悪だった…』だけではない

 

別の価値を見出せているはずです。




これこそが

 

過去の捉え方を変えることなのです。







では、今日のおさらいです。



人生をふり返ってみると

 

『なんであんなことをしたんだろう…』

 

『ほんとに辛かった…』

 

のような忘れられない経験は

 

誰にでもあるのかと思います。




たしかに

 

その出来事そのものは

 

変えることができません。




しかし、その過去に

 

どのような価値を結びつけるかで

 

意味合いは大きく変わってきます。


 

 

『あの時、人間関係で

 

トラブルになったからこそ…

 

人の付き合い方が

 

より慎重になったかな。』

 

 

のように

 

その意味合いのつけ方が

 

少々強引であっても

 

自分さえ納得できたら構わないのです。

 

 

 

 

過去のつらかったことに

 

気持ちが引っ張られて

 

落ち込みを続けるなら

 

その出来事を少し違う角度からみて

 

無理に価値を持たしてみましょう。

 

 

 

今よりは健全な付き合い方が

 

できるようになってきますよ ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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