はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

私は産業医として

 

毎月たくさんの会社を訪問して

 

その社内の雰囲気などを感じ取ってきました。

 

 

 

 

とくに、産業医は職場巡視といって

 

実際に従業員の方が働いている現場に入って

 

その様子を直接確認することができるので

 

リアルな職場の雰囲気を体験することもできます。

 

 

 

 

もちろん

 

職種などによっても

 

カラーが違ってくるので

 

会社の雰囲気は異なりますね。

 

 

 

 

ただ、実際には

 

『同じ業種の会社なのに

 

A社とB社では雰囲気が全然違うなぁ』

 

と感じることもよくあります。





もちろん

 

どのような雰囲気が正解という

 

1つの答えがあるわけではありません。



しかし、会社の雰囲気によって

 

社員間の気持ちのズレなども起こるので

 

今回はそのあたりをお伝えしたいと思います。
 

 

 




まずはイメージが湧きやすいように

具体的な2つの職場の雰囲気を

 

想定したいと思います。

 

 

 

 

たとえば

 

あなたが働くオフィスの雰囲気が

 

次の2つから選べるならば

 

どちらを選ぶでしょうか。

 

 

 

①仕事中に雑談も多くて

 

やや騒がしいザワザワした雰囲気

 

 

 

②PCのキーボード音が鳴り響き

 

ピーンと張りつめた静かな雰囲気




分かりやすく

 

両極端の雰囲気にしましたが

 

どちらにも良い側面と悪い側面が存在します。

 




ただ、職場といえば…

 

学校の休み時間ではないので

 

①よりも②の雰囲気の方が

 

多いのかと思います。

 

 

 

実際に、私が訪問する会社としても

 

②の雰囲気のオフィスはよくあります。

 

 

 

 

ただ、注意しなければいけないのは

 

②の静かすぎる雰囲気の会社でも

 

実はこっそり問題を抱えていることを

 

知っておかなければいけません。

 

 

 

 

職場がかなり静かであることは

 

大半の人が集中して

 

仕事のできる環境かもしれませんが

 

その反面、言語的なコミュニケーションが

 

とりにくい雰囲気とも捉えることができます。




この環境で1日過ごしていると

 

息が詰まって苦しいと感じる人がいても

 

決して不思議ではありません。




さらに問題になるのは

 

実は、この静かな雰囲気の根本は

 

上司の『話かけるなオーラ』によって

 

構成されているパターンがあります。




すると、雑談どころか…

 

部下としても、仕事の話でも

 

「必要最低限のコミュニケーションにしとこう…」

 

とブレーキをかけてしまうのです。

 

 

 

 

このような背景なので

 

会社や仕事に対して

 

リクエストや改善点、やりたいことを

 

上司に伝えることは不可能なので

 

部下のイライラだけが溜まる一方になるのです。





ただ、興味深いことがあります。

 

 

 

 

この普段から、かなり静かな雰囲気で

 

言語的なコミュニケーションが


希薄な雰囲気についての意見を

 

管理職の人から話を聞くと…

 

 

『静かで集中力UPで生産性も上がる』

 

『みんなが真面目だから私語は少ない』

 

『会議の時は、しっかり発言する雰囲気にしている』

 

 

のような意見を述べられることがあります。

 

 

 

 

さすがに、普段の雰囲気から

 

急に会議でバリバリと発言するのは難しいのは

 

だれにでも容易に想像できるでしょう。

 

 

 

 

これだけ上司と部下で

 

会社の雰囲気に対する考え方にズレがあることを

 

知っておく必要もあるのです。

 

 



では、実際に

 

この意識の考え方のズレを埋めるには

どのようなことをしていけばいいのでしょうか。




 

 

 

もちろん、すぐには

 

会社の雰囲気を変えることは

 

とても難しい話です。

 

 

 

 

ただ、その突破口になるのは

 

報・連・相です。

 

 

 

 

 

この報・連・相の強化によって

 

コミュニケ―ショーンを増やし

 

その延長で部下として

 

伝えたいことを伝えれる雰囲気に

 

変えていくきっかけを作っていくのです。

 

 



そこで

 

まずは報・連・相のなかでも

 

上司の人が

 

相談をいつでもしてこーーい』

 

のような


大風呂敷を広げたスタンスを持ちましょう。

 

 

 

 

そもそも、報・連・相のなかでも

”相談”というのは異質であり

 

部下からは一番ハードルが高いのです。

 

 

 

 

その理由として、報告・連絡は

 

すで起きていることや決まった事柄なので

 

伝える側の思考や感情は抑えやすいうえに

 

よいニュースであることもあるので

 

話かけることは、すこし気が楽なのです。

 

 

 

 

しかし、相談というのは

原則トラブルを抱えている状態であり

 

部下としては…


自分の能力の限界をさらけ出す行為なので

 

そこに受け止めてもらえる安心感がないと

 

とてもハードルが高い行為なのです。

 

 

 

だから、まずは

 

相談をいつでも受け付けるスタンスをもつことが

 

社内の雰囲気を変える


きっかけになりやすいのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

もちろん

 

会社の雰囲気というのは

 

業種などよっても異なってきます。

 

 

 

 

どのような雰囲気が


正解などは決まってませんが…

 


良いと思われている

 

ピリッと緊張感のある静かな雰囲気は

 

意外と見逃されているデメリットもあります。

 

 

 

 

そこには

 

言語的なコミュニケーションが

 

少なくなっている背景が潜んでいます。

 

 

 

 

これによって、部下としては

 

仕事に対してのリクエストや不満や改善点を

 

どのようなタイミングでも伝えられず

 

フラストレーションが溜まっている可能性

 

決して忘れてはいけません。

 

 

 

 

このような時には

 

その不満が何かをきっかけにして

 

大爆発することがあるので

 

十分な注意も必要なのです。

 

 

 

 

そこで、この雰囲気を

 

少しでも変えていくには

 

報・連・相のなかでも

 

相談を大切にすることを心がけてください。

 

 

 

 

とくに、これからの上司としては

 

『ご自身の抱えた仕事よりも

 

部下の相談を受けることの方が大切』

 

くらいの大きな気持ちをもって

 

部下と接することを心がけてみて下さい。

 

 

 

 

また、今まで…

 

和気あいあいとしていた社内の雰囲気が

 

在宅勤務が開始したことで崩れることも


よくある話です。

 

 

 

 

一気にコミュニケーションが希薄な雰囲気に

 

なってしまうこと多いので

 

そのあたりも注意深く観察してくださいね ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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