はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

産業医として活動をしていると

 

従業員の方から


色々な悩みの相談を受けますが

 

その中でも、会社の人間関係の悩み


たくさんあります。

 

 

 

 

上司と部下の関係で悩むケースも

 

よくありますが

 

なかには同僚との人間関係

 

悩む人もおられます。

 

 

 

 

同僚というのは、ある意味

 

比較対象しやすい相手であり

 

こちらにはその気がないのに…

 

同僚の方があなたに対して


比較をしたりマウンティングしたり

 

関係がしんどいと感じる時がありますね。

 

 

 

 

たしかに、同僚同士での

 

マウンティングの仕方も


色々な種類があります。

 

 

 

 

たとえば、あなたは

 

1人で過ごす時間が

 

好きなタイプの人だとしましょう。

 

 

 

 

その一方で、同僚は

 

社内のイケイケのグループに所属して

 

それをあなたにアピールをしたり小馬鹿にして

 

マウントをとるようなケースがあります。

 

 

 

 

正直、面倒な同僚だと思います。

 

 

 

 

このタイプの悩みは


意外とたくさんあるのですが

 

男性からはほとんど聞くことがなく

 

女性同士でのやり取りでよく耳にします。

 

 

 

 

やはり男性より、女性のほうが

 

上司部下のタテのやり取りだけではなく

 

ヨコのやり取りをする意識を


強くもっているからでしょう。

 

 

 

 

しかし、それだけ

 

ヨコの関係を意識するので

 

つい心のどこかで


同僚と比較しがちにもなるのです。

 

 

 

 

そこで、今回は

 

このようなグループに所属することで

 

優越感を感じる人の心の背景であったり

 

あなたが、そのような人に絡まれた時

 

どのように対応すればよいのかについて

 

お話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

少し過去を振り返ってみると

 

実はあなたも…


よくグループで過ごしていた時期は

 

ありませんでしたか。

 

 

 

 

おそらく、学生時代には

 

今よりはグループを意識して

 

過ごしていたかと思います。

 

 

 

 

たとえば、次のようなことも

 

頻繁にあったのではないでしょうか。

 

 


・休み時間は、一緒にトイレに行こう
 


・昼ご飯は、一緒に食べよう
 


・日曜日も、一緒に遊ぼう

 


・学校が終われば、一緒に帰ろう
 


・移動教室は、一緒にいこう

 




このように

 

かなり ”一緒に” を意識して

 

過ごしていたかと思います。




実は、この”一緒に”と言うのは

 

相手が自分のことを承認してくれている

 

分かりやすいバロメーターなのです。




しかし、大人になっていくことで

 

個々のアイデンティティや

 

他人との距離感を学んでいくうえで

他者からの承認だけではなく

 

自分の心を満たす術を身につけていくので

”一緒に”の距離はどんどん遠くなります。





しかし

 

その距離が遠くなることを不安で


受け入れられない人は…


 

成人になってからも

 

他者からの承認を求めてグループを組んで

 

所属することに大きな価値を持ってしまうのです。

 

 

 

 

その価値観だからこそ

 

とくにイケているグループに入っていると

 

その人たちから承認された感覚になり

 

まるで自分の価値が上がったと錯覚して

 

優越感に浸ってしまうのです。




なので

 

このようなタイプの人は

 

グループのメンバーから

 

ご飯や買い物や遊びに誘われたりだけで

 

”自分には価値があるんだ”という気持ちになり

 

とても有頂天になるのです。

 

 

 

 

そして、想像もつくと思いますが

 

そのグループに所属をしている自分が好きなので

 

俗にいう「リア充アピール」として

 

グループのみんなでで楽しんでいる写真などを

 

頻繁にSNSなどで投稿したりします。


 

 

では、このような人には

 

どのような


心理的な背景があるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

先ほども少し触れましたが


これは…

 

自信の無さからくる不安なのです。

 

 

 

 

グループに所属することで

 

ささいな承認欲求を満たすし

 

何とかその不安を解消しているのです。




だからこそ、このグループの中で

 

『仲間外れにされたらどうしよう…』

 

のような恐怖心や不安をいつも

 

心の奥底には持っています。

 

 

 


そのため、たまたま自分だけが

 

集まりに誘われなかったことがあれば

 

すごく不安になりショックを受けて

 

 

時には…

 

『なんで誘ってくれなかったの!!』

 

と、場違いないくらいに激怒したりします。

 

 

 

 

またいつも、誰かに求められることでしか

 

自分の存在に意義を見出せないので

 

休日に何も予定が入っていないと

 

『AさんとBさんが2人で


買い物に行ったりしてないかな…』

 

などを考えてしまったり


不必要に詮索などをして

 

ソワソワして全く落ち着かないのです。

 

 

 

 

このような不安という

 

心理的背景を抱えているうえで

 

当然ながら、グループ中でも毎日のようには

 

存在を承認してもらえうような


出来事ばかりあるわけではありません。




そのような心が満たされない時間が

 

あまりにも続いてくると

 

心のバランスが崩れそうになるのです。

 

 

 

 

そこで

 

グループに所属していないような人を

 

自分よりも承認されていないと人だと


大きな大きな勘違いをして

 

マウンティングをすることで

 

何とかバランスを保とうとするのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 




今回は

 

グループに所属することに価値観をおき

 

そのことに優越性を感じて

 

あなたをにマウンティングをする人について

 

お話をしました。

 

 

 

このような人の心理的な背景には

 

自信の無さからくる不安があり

 

グループに所属することで

 

なんとか承認欲求を満たし

 

その不安を解消しようとしているのです。




しかし、常に不安を


解消できるわけではないので

 

自分の価値観外にいるあなたに対して

 

マウンティングをとることで

 

何とか心理的バランスを保っているのです。




ちなみにですが

 

1つの心理的な効果として

 

女性にはチアリーダー効果が働きます。

 

 

 

 

これは男性目線の話ですが

 

グループで活動する女性の方が

 

個人で活動する女性よりも

 

魅力的に見えるという心理効果なのです。

 

 

 

 

このようなタイプの女性のなかには

 

あまり自分自身で意識をすることなく

 

男性から目線での

 

グループに所属するメリットをも感じているので

 

さらに所属する価値観を高めている人もいます。




では、もしあなたが

 

このような人に巻き込まれたら…

 

どのような心構えをもてばよいでしょうか。

 

 

 

 

結論から言えば

 

全く気にする必要もないし

 

相手にする必要もありません。

 

 

 

 

そのそのような人と

 

出来る限り関わらないようにすることが大切で

 

『不安だらけでかわいそうな人だ』


くらいに心では思っておき

 

好きにやらせてあげたら構いません。

 

 



あなたはあなたらしく

 

自分を自分で信じて

 

芯のある過ごし方をすることが

 

相手への十分な抵抗になります。
 

 

 

 

芯があるというのは

 

人の意見に流されることなく

 

誰も傷をつけることなく

 

一貫性のあるスタンスをとることです。

 

 

 

 

なので、そのような相手に

 

イライラして怒りをぶつけたり

 

振り回されたりすることなく

 

自分自身が1人で過ごす時間が好きなら

 

無理に相手に合わせることなく

 

その時間を大事にした行動をとってくださいね ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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