はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

あなたも今までに

 

自分の思い通りにならないこと

 

遭遇したこともあるかと思います。

 

 

 

 

では、そのような時は

 

どのような反応になりましたか。

 

 

 

 

人によっては

 

『どうしてなんだー!』とイライラしたり

 

『もう、だめだ…』と落ち込むことも


あったかと思います。

 

 

 

 

そして、このネガティブな感情を

 

何とか解消するために

 

色々と試行錯誤したりもするでしょう。

 

 

 

 

ただ、いつでも


思い通りにコトは運ばずに

 

そのモヤモヤした気持ちは残ったままで

 

余計にイライラが


止まらなかったりしたでしょう。

 

 

 

 

もちろん


この繰り返しをしていても

 

結局はあなた自身がしんどいだけですね。

 

 

 

 

そこで、今回は

 

自分の思い通りにいかない時に

 

どのように気持ちを切り替えるとよいか

 

お話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

そもそものお話になりますが

 

現代人は科学技術の発達によって

 

瞬時に出来ることや分かることが

 

かなり増えてきました。

 

 

 

 

10秒あれば、明日の天気や


最適な電車の乗り換えなども


分かるようになりました。

 

 

 

 

さらには、住んでいる国が違っていても

 

同時に資料を共有しながら

 

仕事の打合せができたりもします。

 

 

 

 

もちろん、大半の人が

 

これらの世の中の便利さの恩恵を受けて

 

生活をしていることでしょう。

 

 

 

 

しかし、これだけ

 

瞬時に分かることや


出来ることが増えたことで…

 

人間の心のなかでは、気づかないうちに

 

『何でもできる感覚=万能感』

 

むくむくと大きく育ってしまったのです。

 

 

 

 

この万能感が大きくなったことで

 

自分の思い通りにならないことに対する

 

我慢する力を失ってしまいました。

 

 

 

 

これは、大きな代償です。

 

 

 

 

つい、この代償に気がつかぬまま

 

万能感をベースにして対人関係を作ると

 

相手に対しても…

 

何でもかんでも求めるようになります。

 

 

 

これ成れの果てが何かわかりますか?

 

 

 

 

そうです。悪質なクレーマーです。

 

 

 

 

店員さんが

 

『ルール上、出来ません』

 

と説明をしても…

 

『なんで、出来ないんだ!』

 

と大声を出して文句を言い続けるのです。

 

 

 

 

結局、これは水掛け論であり


相手は『できる』ことが前提になっており

 

まったく会話が成立していません。

 

 

 

 

このように

 

昔ならば我慢できたことでも

 

万能感が大きくなり過ぎた結果

 

思い通りにならないことに

 

我慢することが出来なくなったのです。

 

 

 

 

だから、あなたの中で

 

ちょっとでも出来ないことや


分からないことに遭遇すると

 

モヤモヤとした不快感を感じるようになったのです。

 

 

 

 

しかし、そのモヤモヤを解消するために

 

すぐに検索して答えを探します。

 

 

 

 

そして、答えを見つけることで

 

さらに『何でも分かる万能感』

 

より一層大きくなるというループが


作られているのです。

 

 

 

 

 

 

さらに

 

この肥大しすぎた万能感がベースになって

 

人間関係が作られていくと

 

ついには、他人を自分の思い通りに

 

コントロールしようと思うのです。

 

 

 

 

その深層心理を刺激するかのように

 

本屋さんにいけば

 

『他人を思い通りに動かす心理テクニック』

 

のような書籍があるのを


あなたもみたことがあるでしょう。




私が産業医として訪問している会社でも

 

真面目な顔をして

 

『こちらの思い通りに


部下に動いてもらうには


どうしたらいいのでしょうか』

 

のような質問をぶつけてくる人もいます。

 

 

 

 

もちろん

 

言いたいことは分かるのですが…

 

コントロールの欲求が見え隠れして

 

個人的には少し気味悪さを感じてしまいます。

 




やはり、部下には部下の気持ちや考えがあり

 

それらを尊重することなく

 

自分の思い通りに動かそうとするのは

 

万能感がエスカレートしすぎているのです。

 

 

 

 

結局


このような便利な世の中ではあるけれど

 

『自分1人で出来ることなんて


たかが知れている』

 

と、認識している人ほど…

 

他人に協力を求めたり


SOSを出すハードルが

 

グッと下がっているのです。

 

 

 

 

だからこそ、そのような人こそ

 

他人の存在を尊重して


大切に扱うことができるのです。

 

 

 

 

だから、もしあなたが

 

自分の思い通りに行かなかった時は

 

自分の万能感が肥大しすぎていないか

 

冷静にふり返ってみてください。

 

 

 

 

具体的は、次のように自問してみてください。

 

 

 

『そもそも、自分はそんなに

 

何でもできるような人間だったのか?』

 

 

『他人にも、何でもできるはずだと

 

期待しすぎていなかったか?』

 

 

 

 

この答えを出すときには

 

イライラしていたネガティブな感情は

 

すっかり収まっているはずです。

 

 

 

 

自分の思い通りにならないことは

 

自分の思い通りにならずであり

 

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

 

今回は自分の思い通りにいかない時に

 

どのように気持ちを切り替えるとよいか

 

お伝えしました。

 

 

 

 

あなたが肥大しすぎた万能感に気がつかないと

 

思い通りにならないことに対しても

 

ずっとイライラして、いつまでも執着して

 

他者との関係にも摩擦を生み出します。

 

 

 

 

当然、このような時代であっても

 

自分の力だけでは

 

出来ないことは山ほどあります。

 

 

 

 

自分1人の力ではできないことに遭遇したら

 

改めて、その事実を意識して

 

そのまま受け入れたらいいのです。

 



 

そして、次の行動として

 

誰かに助けを求めるのか

 

それとも、あきらめるのかなどの

 

健全な行動につなげていけばいいのですよ ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 
 
See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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