=(大切なお知らせです (*´ω`*) )=

 

2020年8月19日、私の新刊が出版されました!!

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「職場での「自己肯定感」がグーンと上がる大全」

 

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はい、どーも!井上です!

 

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

最近は、芸能人の方が

 

パニック障害で治療されていることを

 

告白するなどの場面もありますね。

 

 

 

 

そのためか

 

”パニック障害”という病名自体は

 

聞いたことがある人も

 

増えたかなと思います。

 

 

 

 

実際に、精神科医として

 

治療に来られる患者さんの中でも

 

パニック障害と診断される人

 

増えているなぁと、感じるのと同時に…

 

 

産業医としては

 

パニック障害によって

 

お仕事を休職される人

 

お会いする機会も増えましたね。

 

 



もしかしたら

 

テレビなどによって

 

初めてパニック障害という疾患を知った人は

 

パニック障害の患者さんのイメージは

 

「若い人に多い疾患なのかな?」

 

と、思う人もいると思います。

 

 

 

 

まさに、そのイメージは正しく

 

パニック障害は

 

20代で発症する人が一番多いです。




そこで、今日は

 

パニック障害の主な三つの症状

 

紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

まず、結論からいうと

 

次の3つの症状があります。

 

 


①パニック発作 

 

 

②予期不安 

 

 

③広場恐怖
 

 

 

 

「パニック障害」という疾患名だけでなく

 

これらの3つの症状が

 

具体的にどのようなものか

 

多くの人に知って欲しいと思います。

 

 

 

 

それによって、患者さんが

 

・どれほど辛く感じているのか…

 

・どれだけ仕事を続けるのが大変か…

 

などが伝わると感じるからです。




では、1つずつみていきましょう!




①パニック発作 
 

 

 

そもそもとして

 

パニック障害とは

 

何か、引き金があるわけではなく

 

急に強い不安が襲ってくることから始まり

 

先に挙げたような症状が出てくる疾患です。

 

 

 

 

ちなみに、不安というのは

 

何か特定の対象物はなく

 

漠然とした、掴みどころのない不安に

 

襲われてくるのです。
 

 

 

 

それだけ

 

強い不安に襲われると

 

体にも、色々な症状が出てきます。

 

 

 

 

その症状こそが『パニック発作』

 

いわれる症状なのです。

 

 

 

 

ここでは

 

どのような体の症状が起こるかを

 

いくつか紹介したいと思います。

 

 

 

 

・過呼吸

 

 

息苦しさを感じることで

 

ハァハァとして

 

急に、呼吸が速くなったりします。

 

 

息が吸える感覚がなくなり

 

窒息で死んでしまう恐怖感も出てくるのです。

 

 

 

・動悸

 

 

この時の動悸は

 

少し心臓がドキドキとするような

 

感覚ではありません。

 

 

 

心臓を強くドンドンと

 

叩かれるような動悸であり

 

「心臓が壊れるんじゃないか…」

 

と、不安に感じることもあります。

 

 

 

 

・冷や汗

 

 

誰もが、死の恐怖や強い不安を感じると

 

冷や汗が出るのは

 

理解できると思います。

 

 

 

体全体が、汗でびっしょりになるのは

 

よくある症状です。

 

 

 

 

・めまい・ふらつき

 

 

グルグルと目が回るようなめまいではなく

 

船に揺られるような

 

フワフワ、クラクラした

 

めまいを訴える人が多いですね。

 

 

 

 

今回は、代表的な症状をあげただけで

 

実際には、どのような症状があっても

 

不思議ではありません。

 

 

 

 

ただ、これらの

 

パニック発作の症状が続くのは

 

時間としては

 

だいたい数分から30分くらいです。

 

 

 

 

そのため、症状が辛くて

 

病院に行ったとしても

 

ある程度、治まっていることも多いです。

 

 

 

 

原因を探るために

 

色々な内科的な検査を受けても

 

初めは全く原因が分からずに

 

治療が遅れることもよくあります。

 

 

 


②予期不安 
 

 

 

予期不安とは

 

『パニック発作が、また出るんじゃないか…』

 

と、不安になっていくことです。

 

 

 

 

例えば、何気ない時にでも

 

『また、過呼吸が出て…

 

窒息するような思いをするんじゃないか…』

 

ということを、考えてしまうのです。

 

 

 

 

それだけ不安が強いと…

 

心に、かなりストレスがかかり…

 

再びパニック発作の引き金となります。

 

 

 

 

そして、そのパニック発作が収まっても

 

しばらくすると、また予期不安がおこり

 

負のサイクルが続いてしまうのです。




③広場恐怖



先ほどの予期不安がひどくなると…

 

・助けが求められない場所

 

・大勢が見ている場所

 

などで、『パニック発作が起きたらどうしよう…』

 

と考えてしまい

 

行動範囲が制限されてしまいます。

 

 

 

 

これを、広場恐怖といいます。

 

 

 

 

「助けが求められない場所」

 

「大勢が見ている場所」

 

として、具体的には

 

満員電車エレベータはよくありますね。




もちろん、自分のオフィスに対して

 

そのように感じている人もいるでしょう。


 

 

このような広場恐怖によって

 

電車に乗れなくなったり

 

職場までたどり着くのが難しかったりして

 

いよいよ休職などを選択する人もいます。







そこで、ここからは

 

このパニック障害の治療に関して

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

まずは、細かなことは抜きにして

 

治療は次の3本柱と考えて下さい。

 

 

・薬物治療

 

・生活指導(食事・運動・睡眠)

 

・認知行動療法

 

 

 


症状の1つ目である、パニック発作は

 

生活習慣を整えて、薬物療法にて

 

症状を緩和することを期待できます。

 

 

 

 

しかし、症状の2つ目、3つ目である

 

予期不安や広場恐怖に関しては

 

簡単に症状の緩和ができません。

 

 

 

 

「電車に乗れば、またパニック発作が出る…」

 

などの、認知のクセを修正する必要があり

 

認知行動療法などが

 

治療のメインになります。

 

 

 

 

そのため

 

パニック障害の完治には

 

時間がかかります。

 

 

 

 

しばらくの間は

 

パニック障害と付き合っていく気持ちで

 

決して、焦らず、慌てずに

 

治療を続けてもらうことが必要になります。

 

 

 

 

ただ、人間だからこそ

 

その一進一退の症状に対して

 

治療の意欲が保てないこともあります。

 

 

 

 

その結果…

 

不安の症状を、お酒でごまかそうとして

 

アルコール依存症になってしまう人もいます。

 

 

 

 

さらには、パニック障害の症状にて

 

行動が制限されたり

 

様々なプレッシャーを慢性的に抱えて

 

うつ病になってしまう人もいます。

 

 

 

 

だからこそ、パニック障害は

 

よく聞く疾患だと言っても…

 

決して、侮ることなく

 

早い段階で治療が必要になるのです。

 

 

 

 

そして、支援者や治療者は  

 

どんな論理的で効果的な治療方法よりも

 

患者さんの治療意欲を継続できるサポート

 

大切になることを、忘れてはいけないのです。

 

 

 

 

今回は、パニック障害についての

 

概要についてラフに説明しました。

 

 

 

 

また、今後は、少し踏み込んだお話なども

 

したいと思いますので

 

楽しみにしておいてくださいね ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(再び…重大なお知らせ… (*´ω`*) )=

 

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