はい、どーも！井上です！
関西を中心に精神科医かつ産業医しています！
ラフな人生をめざしていきましょう(^^）
HSPのブログ記事などを書いているからか
最近、HSPさんの相談などを聞くことがあります。
そこで、HSPさんの共通点に
心のどこかで、『自分が、楽しんだらダメ』と
思い込んでいる人が多いですね。
自分よりも他人を優先させてしまう気質なので、
当然といえば、当然なのかも知れません。
例えば、HSPさんは、毎日が敏感に空気を読んで
相手に悪い気をさせないように、必死です。
もちろん、その結果、ヘトヘトで大変なのです。
だから、家に帰ったら、もうバタンキューで
ソファーから、しばらく立ち上がれないのです。
HSPさんのことに理解のある、非HSPさんであれば、
『まぁ、それだけ疲れているなら仕方ない』
と、思ってくれます。
しかし、当の本人のHSPさんが、
『動けないなんて…休んでいるなんて…ダメだ…』
と、そんな自分を許すことが出来ないのです。
だから、周囲からも
「もっと自分を甘やかしていいですよ」
と、声をかけるのですが…
なかなか耳に届かないのです。
その理由としては、”甘やかす”って単語が、
ネガティブなイメージが先行してしまって、
自分自身にそれを当てはめることが出来ないのです。
今日は、そんなHSPさんが少しでも
自分を甘やかせるようになる考え方をお話したいと思います。
最初から、自分を甘やかすのは、
抵抗があるのかも知れません。
ただ、そんな時は…
甘やかすのではなく、
”自分へのご褒美をあげる”と考えてみましょう。
家から帰ってきて、バタンキューで
ソファから動けない時間は、プレシャーから解放されて、
自分ファーストで過ごせるご褒美時間なのです。
これだけのストレス社会でだからこそ、
もっともっと、自分にご褒美を与えて下さい。
HSPさんの気質は、生まれつきなので、
生きていくうえで、
ある程度は付き合っていく必要があります。
その中で、HSPさんが敏感に空気を読んで
自分のことを抑えて、相手を傷つけないように振舞うのは、
いつまでできるのでしょうか。
極論を言うと、自分に余裕があるまでです。
余裕がない中で、その気質をやってしますと
本当に、エネルギー切れで
頭も体もうまく動かなくなってしまうでしょう。
そうならないためにも、
自分に余裕をもつ必要があるので、
過剰なくらいに自分にご褒美をあげるくらいで
丁度いいのです。
休日、自分の予定してことが出来ずに
ついダラダラしてしまっとしても、
それは、自分で自分でご褒美を与えたと考えましょう。
ダラダラするのは、その時に脳も体も求めていたことなのですから、
自分の気持ちに素直に従って行動できるのは、
とてもいいご褒美の与え方です。
最近、自分にご褒美を与えていますか？
この質問に、
素直にYESと答えられる人は、少数でしょう。
ただ、いきなり、
「自分へのご褒美を与えて下さい」と言われても、
パッと何個も思いつく人は少ないでしょう。
なので、自分へのご褒美は普段からメモしておくことをお勧めします。
・寝る
・甘いモノを食べる
・ゲームをする
・自然に触れあう
・カフェで過ごす
・散歩をする
など、何でも構いません。
自分のご褒美になるモノを書き出して
まとめておきましょう。
その中でも、手軽にできるモノは、
たくさん準備しておくといいですね。
ぜひ、これからは、積極的に
もっともっと、自分にご褒美を与えて下さいね。
では、今日はこのへんで！
See You Next Time Bye－Bye!!
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