はい、どーも！井上です！
関西を中心に精神科医かつ産業医しています！
ラフな人生をめざしていきましょう(^^）
HSPの人には生まれ持った様々な特徴があります。
当事者はこの特徴によって、生きにくさを感じることもありでしょう。
その特徴の１つに、HSPの人はモノゴトを深く考えてしまう特徴があります。
モノゴトを表面的な理解では終わろうとはしません。
つまり、「なぜ？」・「どうして？」が止まらないのです。
これは深い考察につながるので、ポジティブな面もあります。
しかし、突き詰めていくと、実は多くの人がたどり着く疑問があります。
今日は、その話をしていこうと思います。
HSPの人が、深くモノゴトを頭で処理した時に
最後にたどり着きやすい疑問があります。
それは…
「なぜ、自分は生きているのだろう？」
です。
HSPの多くの人は、生きる意味に関して、悩む機会がすごく多いのです。
非HSPの人なら、さらっとスルー出来ることも
深く突き詰めることで、自分の存在意義を確認していってしまうのです。
そのためか、HSPの人は哲学や心理学に関して、興味を持っている人が多いですね。
もちろん、自分の存在意義を確認することは悪いことではありません。
しかし、時には悪い方向に進んでしまうこともあります。
HSPの気質として、他人のネガティブさに敏感で引っ張られることがありましたよね。
そのネガティブな感情がドンドンと膨れあがり…
「自分はなぜ生きているんだろ…」って考えることもあります。
つまり、全く関係ない他人のネガティブさから、
自分の存在価値まで否定してしまうことさえあるのです。
このような事が続けば、自分に自信を持てないですし、
さらに、自分がこの世にいる理由を見つけられなくなります。
この負のループに入り込まないように
HSPの人はどのように乗り越えたらいいのでしょうか。
それは、HSPのことをしっかりと理解することです。
今まで感じていた「言葉にできない生きにくさ」が、
理解できるのはHSPの人にとって心に余裕がうまれます。
それが、負のループを抜け出すきっかけにもなります。
そして自分の特徴が理解が出来たら、そのような自分自身を受け入れることです。
もしかしたら、周囲の人と比べたら
モノゴトの考え方や捉え方が違うのかも知れません。
しかし、それはHSPならば
脳内の帯状回や島と言われる感覚を処理する部位が
活発に活動しているからです。
このように、しっかりとした理屈があります。
なので、人一倍に敏感に周囲の感情に引っ張られます。
人一倍、深くモノゴトを考えてしまうのです。
ただ、HSPであることが分かっても、
それは生まれつきの気質の問題なので、治療することでもありません。
なのである意味、仕方ありません。
そこは、思い切って「諦め」ましょう。
諦めるってのは、とても聞こえが悪いかも知れません。
しかし、「諦める」の語源は、「明らかにする」ってことです。
つまり、自分自身の特性を明らかにすることです。
自分の特性を心からストンと理解出来たら、
「自分はこういう人間なんだ」と受け入れてあげて下さい。
だから、自分はすぐに「生きる意味」などを考える人間なんだと知ってください。
そして、それはあなただけではありません。
HSPの人には、よくあることなので、心配しなくていいですよ。
では、今日はこのへんで！
See You Next Time Bye－Bye!!
（精神医学や産業医学などの内容を楽しくツイートしています。）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
これからも私は戦いますので、応援していただける方は、ぜひともポチっとよろしくお願いします(^^)
⇓
