はい、どーも!井上です!

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

労働者健康状況調査が5年ごとに開催されるの知っていますか。

 

そこでは職場のストレスの原因がランキング形式で発表されています。

 

 

面白いことに、職場のストレスの原因は、上位3位までは男女ともに一緒です。

 

 

次のようになっています。

 

 

第一位:人間関係

 

第二位:仕事の質

 

第三位:仕事の量

 

 

「あー!納得!!」って人も多いのではないでしょうか。

 

 

しかしせっかくに仕事に行ってるのに、人間関係で悩む人が多いなんて辛いですね。

 

 

何しに会社に行ってるのだろう…と悩んじゃいますね。

 

 

たしかに産業医として受ける質問も人間関係トラブルが多くなってきました。

 

仕事の質や量とは違って簡単に調整できるモノでもないもんね。

 

気持ちはよくわかります。

 

 

 

人間関係でも、こじれるのはやっぱり上司との関係ですかね。

 

もちろん、パワハラって程じゃなくても、平気でチクっとした小言をを言う人っていますよね。

 

 

こーゆ小言を言い続けられると意外とメンタル削られるんですよね…。

 

今日はそーゆ人との付き合い方を考えてみましょう。

 

 

 

 

では小言の多い上司を仮にAさんとしましょう。

 

 

そもそもAさんの性格を、こちらが変えるのはかなりのエネルギーが必要になります。

 

もはや、無理です。

 

なので、その点に関して悩んでも仕方ありません。

 

Aさんを変えようとするのは、スパッと諦めましょう。

 

 

 

そのため、今の環境でいかにAさんとの関係でストレスを減らすかを考えた方が有効です。

 

 

例えば、物理的に距離をとることもありです。

 

接点を最小限にしましょう。

 

 

それでも無理ならば、こちらの受け止め方を変えた方が賢明です。

 

認知を変えるなんて難しいことは考えずにやってみましょう!

 

 

Aさんから、またまた小言を言われたとしましょう。

 

こんな時に絶対に「自分が何か悪いコトしたかな…」と考えないようにしてください。

 

「Aさんも、なんかイライラすることあったんやろな」くらい気軽な気持ちでいいのです。

 

こんな時はこっちの都合よく受け流すのが一番です。

 

 

誰だって、寝不足とか疲労の蓄積などあれば、イライラしませんか。

 

ついつい普段より人を許す気持ちが減ってしまう。

 

Aさんもそんな感じなのかなと。

 

 

 

 

もちろん、すぐにこのような考え方ってすぐに身につきません。

 

でも、時間をかけたら出来るようになります。

 

 

改めて言いますが、小言を言ってくるAさんの言葉を必要以上に重く受けたら一番ダメです。

 

自分を責める要素になってしまいますから。

 

 

 

ちなみに「愛情があるからだぞ」っと前置きして注意をしてくる人もいますよね。

 

でも、愛情があるからどうかって、注意される側はだいたい本当かどうか分かります。

 

 

明らかに愛情なんてないことが分かる時がありますよね。

 

そんな時も、やはり本気にせずにこっちの都合よく受け流すのが一番です。

 

「あ~Aさんはこーゆ人やから、どーしようもないわ」ってくらい割り切って考えましょう。

 

 

ここで、無理に気に入られようとか、変にがんばっちゃうのはNGです。

 

「自分が分かってないだけで、愛情で言ってもらえるんだ…自分がもっと頑張らないと…」なんてダメですよ。

 

 

頭で愛情がないことが分かっているのに、全く逆の行動を起こすことがどれほど心に負荷をかけるか分かりますよね。

 

 

肩に力を抜いて、ラフにいきましょう。

 

全ての人間関係を正面から体当たりする必要なんてありませんから。

 

 

 

小言の相手を変えようとせずに、自分自身を都合のよい考え方ができるように変えていきましょう!

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

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